特許
J-GLOBAL ID:200903076498153528

振動波アクチュエータの駆動制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-108485
公開番号(公開出願番号):特開平6-327271
出願日: 1993年05月10日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 公知の振動波アクチュエータにおいては、起動時や急減速時に振動子と移動子の固着が生じる恐れがあった。本発明は、このような問題点を解決できる駆動制御方法及び装置を提供することである。【構成】 本発明の方法は、移動子2を起動させる前に圧電素子6に振動子1の通常の駆動に用いる振動より高次の振動の共振周波数の1つである67kHz近傍の周波数の駆動電圧を所定時間(移動子2が起動しうる時間)だけ印加して振動子1に振幅の大きい定在波振動もしくは進行波振動を生じさせた後、圧電素子6には該振動子1の通常の駆動用振動の共振周波数37kHz近傍の駆動電圧を印加する。起動する際に振動子1に力係数の大きな通常の振動より高次の共振周波数の近傍の駆動電圧を印加するので振動子の振幅が大きくなり、不動作が生じる恐れがなくなる。
請求項(抜粋):
圧電素子や電歪素子等の励振素子が取付けられている振動子と、該振動子との間に相対移動を生じる移動子と、を有した振動波アクチュエータのための駆動制御方法において、前記駆動時に2種類以上の振動モードを該振動子に同時又は、別の時刻に付与することを特徴とする振動波アクチュエータの駆動制御方法。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平4-017581
  • 特開平3-265477
  • 特開平4-183282
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