特許
J-GLOBAL ID:200903076503836175

円筒部品の誘導加熱熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-150123
公開番号(公開出願番号):特開平5-320741
出願日: 1992年05月19日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 油圧式掘削機の車体、作業機を構成するブーム・アームおよびバケット間を回動自在に連結するピン継ぎ手部におけるピンが遊嵌されるブッシュ等の円筒部品に関する誘導加熱熱処理方法で、素材調質工程を省略することによって製造コストを低減する。【構成】 円筒部品の焼入表面温度がAc3 変態点以上で、非焼入表面温度がAc1 変態点とAc3 変態点との間の温度になり、該焼入表面温度から非焼入表面温度までほぼ直線的に変化する温度分布となるように、誘導加熱型ヒータにより前記円筒部品を加熱する加熱工程と、前記円筒部品の焼入表面から所定焼入位置までが材料のCCT曲線における臨界冷却速度より速い冷却速度となるように、冷却水噴射装置により前記円筒部品を冷却する冷却工程とよりなる円筒部品の誘導加熱熱処理方法。
請求項(抜粋):
円筒部品の焼入表面温度がAc3 変態点以上で、非焼入表面温度がAc1 変態点とAc3 変態点との間の温度になり、該焼入表面温度から非焼入表面温度までほぼ直線的に変化する温度分布となるように、誘導加熱型ヒータにより前記円筒部品を加熱する加熱工程と、前記円筒部品の焼入表面から所定焼入位置までが材料のCCT曲線における臨界冷却速度より速い冷却速度となるように、冷却水噴射装置により前記円筒部品を冷却する冷却工程とよりなる円筒部品の誘導加熱熱処理方法。
IPC (3件):
C21D 1/10 ,  C21D 9/00 ,  C21D 9/40

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