特許
J-GLOBAL ID:200903076504077251

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-328125
公開番号(公開出願番号):特開平6-171339
出願日: 1992年12月08日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 オートエアコン機能およびウォームアップ機能を有する車両用空気調和装置において、原因が不明であったウォームアップ継続の不具合を解消する。【構成】 最大冷房時などエアミックスダンパ24がヒータコア22を閉じた際に、ヒータコア22に冷却水の供給を停止するウォータバルブ26を備える。ヒータコア22にヒータコア22を通過する空気の温度および冷却水の温度を検出する加熱側温度センサ33を備える。冷却水の温度が低いと送風機4の作動を停止させるウォームアップ機能を備える。さらに、ウォームアップ時においても、オートエアコン機能がエアミックスダンパ24の開度を制御する。そして、ウォームアップ時に、エアミックスダンパ24を開き、ウォータバルブ26を開かせる。すると、ウォームアップ時に加熱側温度センサ33で冷却水の温度上昇を確実に検出でき、ウォームアップ継続の不具合が解消される。
請求項(抜粋):
(a)車室内に向かって空気を送るためのダクトと、(b)このダクト内において車室に向かう空気流を生じさせる送風機と、(c)前記ダクトに配置され、通過する空気を冷却する冷却手段と、(d)前記ダクトに配置され、エンジンの冷却水を熱源として、通過する空気を加熱するヒータコアと、(e)前記ヒータコアを通過する空気量と前記ヒータコアを迂回する空気量との割合を決めるエアミックスダンパと、(f)前記ヒータコアよりも冷却水上流側に設けられ、前記エアミックスダンパと連動し、前記エアミックスダンパが前記ヒータコアを閉じた際に、前記ヒータコアへ供給される冷却水の流れを停止させるウォータバルブと、(g)前記冷却手段を通過した空気の温度を検出する冷却側温度センサと、(h)前記ヒータコアの温度を検出する加熱側温度センサと、(i)(i-1)前記冷却側温度センサで検出された温度、および前記加熱側温度センサで検出された温度を基に、前記ダクトより吹き出させる目標吹出温度を得るために、前記エアミックスダンパの開度を自動的に制御するオートエアコン機能を備えるとともに、(i-2)前記加熱側温度センサで検出される冷却水の温度が所定温度以下の時に、少なくとも前記送風機の作動を停止させるウォームアップ機能を備えた制御装置とを具備する車両用空気調和装置において、前記制御装置は、前記ウォームアップ機能の作動時で、少なくとも前記オートエアコン機能によって前記エアミックスダンパが前記ヒータコアを閉じる条件となった場合でも、前記エアミックスダンパによって前記ヒータコアを開かせる開度制御補助機能を備えることを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00

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