特許
J-GLOBAL ID:200903076506882763

積層構造の剪断型圧電素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-269593
公開番号(公開出願番号):特開2002-084008
出願日: 2000年09月06日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 同一形状の圧電素子片を用いながら分極方向を判別可能で、内部電極へのリード線の接続が可能なため積層構造化でき、しかも上下層間での変位伝達が有効に働き、変位拡大を大きくする。【解決手段】 積層構造の剪断型圧電素子20は、圧電基板24の面内の一方向に分極処理が施され、両主表面に全面電極26が形成されている複数の圧電素子片22が、分極方向が上下層で互いに逆向きとなるように積層されてなる。各圧電素子片は全て同一形状をなし、その角部に切欠き28が形成されていて分極方向を判別可能とし、切欠きが交互に位置するように接着剤層のみを介して積層一体化されている。このような積層構造体において、上下方向で隣接する圧電素子片の切欠きにより露出している圧電素子片の電極部分にリード線を接続することにより、各電極に所定の極性の電圧を印加することができる。
請求項(抜粋):
圧電基板の面内の一方向に分極処理が施され、両主表面に全面電極が形成されている複数の圧電素子片が、分極方向が上下層で互いに逆向きとなるように積層されている剪断型圧電素子において、各圧電素子片は全て同一形状をなし、その角部に切欠きが形成されていて分極方向を判別可能とし、切欠きが交互に位置するように接着剤層のみを介して積層一体化されていることを特徴とする積層構造の剪断型圧電素子。
IPC (4件):
H01L 41/083 ,  G01L 1/16 ,  H01L 41/22 ,  H02N 2/00
FI (4件):
G01L 1/16 C ,  H02N 2/00 B ,  H01L 41/08 S ,  H01L 41/22 Z

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