特許
J-GLOBAL ID:200903076508098326

音声符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-088632
公開番号(公開出願番号):特開平5-289700
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】本発明は、時系列に変化するピッチ周期長さにサブフレームの長さを対応させることにより、高品質な音声符号化装置を提供することを目的とする。【構成】本発明は、入力音声信号が所定区間に分割されたフレームをピッチ予測器50でそのクレーム区間のピッチ周期を予測し、そのピッチ周期の長さのサブフレームに分割し、これより出力された駆動信号ベクトルに所定範囲の遅延量を与え、ピッチ周期遅延器55で最適コードブック47を生成する。さらに最適コードブック47からの各駆動信号ベクトルに任意のピッチ予測ゲインを可変した後、現サブフレームのコードベクトルに加算して合成駆動ベクトルを生成し、LPC合成フィルタ52により再生信号を生成し、その再生信号を目標ベクトルで減算して誤差を評価器54で評価し、誤差電力が最小になる合成信号を再生する音声符号化装置である。
請求項(抜粋):
入力音声信号を予め定められたフレーム区間に分割するフレーム分割手段と、前記フレーム分割手段からのフレーム区間の前フレーム履歴を減算し、目標ベクトルを生成する目標ベクトル生成手段と、前記フレーム区間の音声信号のピッチ周期を予測するとともに、この予測したピッチ周期に応じて複数のサブフレームに分割するピッチ予測手段と、前記ピッチ予測に所定範囲の遅延量を与えて種々可変した、複数の異なるピッチ周期を先行サブフレームの有する駆動信号ベクトルに与えて、各ピッチ周期に対応した複数のピッチ予測ベクトルを有する適応コードブックを生成する適応コードブック生成手段と、前記適応コードブック生成手段からの各ピッチ予測ベクトルに任意のピッチ予測ゲインを与えて可変した後、現サブフレームのコードベクトルに加算して合成駆動ベクトルを生成し、フィルタ演算により再生信号を生成する再生信号生成手段と、前記再生信号生成手段からの再生信号を前記目標ベクトルで減算して誤差を評価し、誤差電力が最小になる合成信号を再生するピッチ周期補正手段とを具備することを特徴とする音声符号化装置。
IPC (2件):
G10L 9/18 ,  G10L 9/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-258238

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