特許
J-GLOBAL ID:200903076508521105

共有鍵交換方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-352964
公開番号(公開出願番号):特開平11-187012
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 管理センタを使用しないプ従来方式では、第三者へ通信の秘密が漏洩する可能性が高い。管理センタを使用する従来方式では、暗号通信を開始する前に予め暗号鍵生成・配送を別に行っておかなければならず、利便性が悪い。【解決手段】 暗号通信を行う2つの通信装置は、自身の公開数値係数手段22で生成した公開数値を、暗号化手段23において管理センタの公開鍵を用いて暗号化し、管理センタに送信する。管理センタではこれを自身の秘密鍵を使って復号化し、2つの通信装置の2つの公開数値を得た後、復号公開数値と自身の秘密鍵を用いて暗号化した所定の関数を暗号通信を行う2つの通信装置へ送信する。各通信装置は受信した値を管理センタの公開鍵を使って復号化手段24で復号化することで認証を行うと共に復号値を得て、その復号値と自身の公開数値とから関数gを計算し、更に乱数を用いて共有鍵計算手段26で共有鍵を計算する。
請求項(抜粋):
管理センタが公開鍵の生成を行い暗号通信を行う複数の通信装置に配布し、これら複数の通信装置間で共有鍵を交換する共有鍵交換方式において、前記複数の通信装置のうち暗号通信を行う2つの通信装置は、それぞれ公開数値と秘密数値を生成し、前記管理センタの公開鍵を用いて暗号化して前記管理センタへ送信する暗号送信手段と、前記管理センタの送信信号を受信して前記公開鍵を用いて復号化することで認証を行うと共に復号値を得る第1の復号化手段と、自身の前記公開数値と秘密数値と前記第1の復号化手段よりの復号値とに基づき共有鍵を計算する計算手段とを備え、前記管理センタは、前記暗号通信を行う2つの通信装置から送信された前記暗号を受信し、自身の秘密鍵を用いて前記2つの通信装置の公開数値をそれぞれ復号する第2の復号化手段と、前記第2の復号化手段からの復号公開数値と自身の秘密鍵を用いて暗号化した所定の関数を前記暗号通信を行う2つの通信装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする共有鍵交換方式。
IPC (4件):
H04L 9/08 ,  G09C 1/00 630 ,  G09C 1/00 ,  H04L 9/32
FI (5件):
H04L 9/00 601 D ,  G09C 1/00 630 E ,  G09C 1/00 630 D ,  H04L 9/00 601 E ,  H04L 9/00 675 D

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