特許
J-GLOBAL ID:200903076511750271

ICカード処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-206545
公開番号(公開出願番号):特開平9-035009
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 利用後のカードの自動排出と、利用者によるカードの強制的な引抜き操作に対応できるICカード処理装置を提供すること。【解決手段】 カード挿入口25からICカードが挿入されると、第1のスライド部材47が奥側へスライドし、第2のスライド部材55を奥側に移動させてロックレバーの先端102aに係合させる。このとき、カードストッパー90がカードスロット22の膨出部23側のカード通路に進入してICカードの戻りが規制される。ソレノイド115が通電駆動されると第2のスライド部材の戻り規制が解除され、カードストッパーがカード通路から退出して、ICカードがカード挿入口側へ排出される。また、ICカードに排出方向の力が外部から加わると、カードストッパーがバネ79の付勢力に抗してカード通路から退出する。
請求項(抜粋):
ICカードを受け入れるためのカード挿入口を一面側に有し、該一面側にカード排出方向に膨出する膨出部が形成されたカードスロットと、前記カードスロットのカード挿入口の奥側に配置され、前記カード挿入口から挿入されるICカードをその後端部の一部が前記膨出部内に進入する所定位置まで受け入れるフレームと、前記フレームに支持され、前記所定位置まで挿入されたICカードの外部端子に接触する接触端子と、前記フレームにカード挿脱方向に沿ってスライド自在に支持され、前記カード挿入口から挿入されるICカードの先端に押されて奥側に移動する第1のスライド部材と、前記第1のスライド部材を前記カード挿入口側に付勢する第1のバネ部材と、前記フレームにカード挿脱方向に沿ってスライド自在に支持され、前記第1のスライド部材に押されて該第1のスライド部材とともに奥側へ移動する第2のスライド部材と、前記第2のスライド部材を前記カード挿入口方向に付勢する第2のバネ部材と、前記フレームに支持され、ICカードが前記所定位置まで進入したとき前記第2のスライド部材に係合して該第2のスライド部材の前記カード挿入口方向への戻りを規制するロック部材と、通電駆動によって前記ロック部材と前記第2のスライド部材との係合を解除して、前記第2のスライド部材を前記カード挿入口方向へ戻す電磁駆動体と、前記フレームに支持され、前記カードスロットの膨出部側のカード挿入口と前記フレームの間のカード通路に進退自在に形成されたカードストッパーと、少なくとも前記第1のバネ部材がICカードをカード挿入口方向へ戻す力より大きな付勢力で前記カードストッパーをカード通路方向に付勢する第3のバネ部材と、前記第3のバネ部材による前記カードストッパーのカード通路方向への移動を規制する規制部を有し、前記規制部を介して前記第2のスライド部材と前記カードストッパーの間を連結し、前記第2のスライド部材が奥側へ移動するとき前記カードストッパーがカード通路に進入する方向に前記規制部を移動し、前記第2のスライド部材が前記カード挿入口側へ移動するとき前記カードストッパーがカード通路から退出する方向に前記規制部を移動して、前記カードストッパーを前記第2のスライド部材に従動させる連結機構とを備え、前記カードストッパーは、ICカードが前記所定位置まで進入して前記スライド部材が前記ロック部材に係合する位置に達したときICカードの後端部に当接してICカードの戻りを前記第3のバネ部材の付勢力によって規制し、前記所定位置にあるICカードを引き抜く方向に外力を受けたとき前記第3のバネ部材の付勢力に抗して前記第2のスライド部材と独立に退出方向へ移動するように構成されていることを特徴とするICカード処理装置。
IPC (2件):
G06K 13/06 ,  G06K 17/00
FI (2件):
G06K 13/06 C ,  G06K 17/00 C
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-223991
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-223991

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