特許
J-GLOBAL ID:200903076515890892
樹脂製品の製造方法及び樹脂製品の振動溶着金型
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-275337
公開番号(公開出願番号):特開平8-132528
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】第1、2平面接合部及び第1、2傾斜接合部を有する第1、2接合用樹脂部材を接合することより樹脂製品を製造する場合、樹脂製品の接合強度を充分にするとともに、第1、2平面接合部で生じるバリを必要以上に増加させない。【構成】振動溶着リブ91dは、第1、2傾斜接合部82、84の傾斜方向の垂直方向での高さが第1、2平面接合部81、83の加圧方向の高さと略等しい。加圧方向の加圧力F、F0 と、加圧方向と垂直な平面内かつ傾斜方向と平行な平面内の振動方向の往復振動vを付与する際、まず第1、2傾斜接合部82、84を当接させて軟化状態の傾斜振動溶着接合域を形成し、次いで第1、2平面接合部81、83を当接させて軟化状態の平面振動溶着接合域を形成する。振動溶着金型の一部を分割してもよい。
請求項(抜粋):
樹脂製品を構成すべく、熱可塑性樹脂を含有する第1接合用樹脂部材と第2接合用樹脂部材とを用意し、該第1接合用樹脂部材は、第1平面接合部と、該第1平面接合部に対して傾斜した第1傾斜接合部とを有し、該第2接合用樹脂部材は、該第1平面接合部と接合される第2平面接合部と、該第2平面接合部に対して傾斜して該第1傾斜接合部と接合される第2傾斜接合部とを有し、該第1平面接合部及び該第1傾斜接合部並びに該第2平面接合部及び該第2傾斜接合部の少なくとも一方に、該第1傾斜接合部及び該第2傾斜接合部の傾斜方向の垂直方向での高さが該第1平面接合部及び該第2平面接合部の加圧方向の高さと略等しい振動溶着リブを形成する第1工程と、該加圧方向の加圧力を付与することにより、該第1傾斜接合部及び該第2傾斜接合部を当接させ、この状態で該加圧方向と垂直な平面内かつ該傾斜方向と垂直な平面内の振動方向の往復振動を付与することにより、該第1傾斜接合部及び該第2傾斜接合部に軟化状態の傾斜振動溶着接合域を形成する第2工程と、該加圧方向の該加圧力を付与することにより、該第1平面接合部及び該第2平面接合部を当接させ、この状態で該振動方向の該往復振動を付与することにより、該第1平面接合部及び該第2平面接合部に軟化状態の平面振動溶着接合域を形成する第3工程と、該傾斜振動溶着接合域及び該平面振動溶着接合域を固化させて該樹脂製品を得る第4工程とを有することを特徴とする樹脂製品の製造方法。
IPC (2件):
引用特許:
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