特許
J-GLOBAL ID:200903076517252990

オーディオ信号の符号化方法及び装置、並びに符号化及び復号化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-031118
公開番号(公開出願番号):特開2003-233395
出願日: 2002年02月07日
公開日(公表日): 2003年08月22日
要約:
【要約】【課題】 オーディオ符号化の利得制御において、プリエコー、ポストエコー及びアーティファクトを低減し、さらに発話音声のような信号にも利得制御を適応させる。【解決手段】 修正関数計算部14bは、入力されたオーディオ信号において、急激な音の立上がりを含む信号部分であるアタック信号の開始位置と、急激な音の立下がりを含む信号部分であるリリース信号の終了位置とを識別し、処理すべき現在のフレームを利得制御したときに所望される目標ピーク値を計算し、目標ピーク値に基づいて当該現在のフレームの修正関数を計算して利得制御する。修正関数計算部14bは、オーディオ信号において、発話音声に特有のゆるやかな勾配で自然に降下する信号部分とゆるやかな勾配で自然に上昇する信号部分とを検出し、検出された各信号部分に適用される利得制御に係る増幅又は減衰を緩和する。
請求項(抜粋):
入力されたオーディオ信号に基づいてフレーム毎に修正関数を計算して、計算された修正関数に従って上記オーディオ信号に対して利得制御するステップと、上記利得制御されたオーディオ信号に対して、縦続接続された互いに隣接する2つのフレーム毎に直交変換処理を行いかつ符号化処理を行うことにより符号化されたビットストリーム信号を得るステップとを含むオーディオ信号の符号化方法において、上記利得制御するステップは、入力されたオーディオ信号をフレームの時間よりも短い時間の複数の区分に分割し、上記分割された各区分のピークの絶対値を計算するステップと、上記分割された区分を有するオーディオ信号に基づいて、急激な音の立上がりを含む信号の部分であるアタック信号の開始位置を含む区分を修正ポイントとして識別するステップと、上記分割された区分を有するオーディオ信号に基づいて、急激な音の立下がりを含む信号の部分であるリリース信号の終了位置を含む区分を修正ポイントとして識別するステップと、上記分割された区分を有するオーディオ信号に基づいて、上記修正関数に従って利得制御したときに所望される、処理すべき現在のフレームにおける目標ピーク値を計算するステップと、上記識別されたアタック信号の開始位置を含む区分と、上記識別されたリリース信号の終了位置を含む区分と、上記計算された目標ピーク値とに基づいて、当該現在のフレームの各区分に係る修正関数値からなる修正関数を計算するステップとを含むことを特徴とするオーディオ信号の符号化方法。
IPC (3件):
G10L 19/00 ,  G10L 21/02 ,  H03M 7/30
FI (3件):
H03M 7/30 A ,  G10L 9/18 M ,  G10L 3/02 G
Fターム (14件):
5D045DA20 ,  5J064BA16 ,  5J064BB07 ,  5J064BB12 ,  5J064BC01 ,  5J064BC02 ,  5J064BC06 ,  5J064BC07 ,  5J064BC09 ,  5J064BC12 ,  5J064BC16 ,  5J064BC25 ,  5J064BC29 ,  5J064BD03

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