特許
J-GLOBAL ID:200903076517738729
シール片が突設されたコンクリートブロツク製造用の型板及びそれを用いるコンクリートブロツクの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-041981
公開番号(公開出願番号):特開平5-125772
出願日: 1988年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 コンクリートブロックの接合面に、埋込み型のシール片を突設するに際し、シール片の突出長さを各部均一にする。【構成】 型板本体6に設けた開口溝部12にシール材7を装着した型板を用いる。該シール材7は、シール部11と抜止め9とを一体化してなる。シール部11は、開口溝部12の外方に突出し、その基端部分13の弾性圧縮によって開口溝部12に固定される。抜止め9は、開口溝部12の内側両縁部15,15と当接しうる係合部16,16を具えており、該係合部が開口溝部の両縁部と当接することにより、シール部13の突出量が一定に規制される。この型板を用いて組立てられた型枠にコンクリートを打設した後、シール部の突出量に不均一が生じたとき、係合部16が縁部15に当接するようにシール部を外方に引張って、この不均一を修正する。
請求項(抜粋):
接合面2にシール片が突設されたコンクリートブロックを製造するために用いられる型板であって、引抜き防止用の抜止め9を具える埋入部10と弾性圧縮可能の止水性素材からなるシール部11とを一体化してなるシール材7を用い、該シール部11は、前記接合面2を形成する型板本体6の所要部位に設けた開口溝部12を挿通して外方に突出する如くなすとともにその基端部分の肉厚は開口溝部12の溝幅よりも大とし、又抜止め9は、前記開口溝部12の内側両縁部15,15と当接してシール部3の突出量を一定に規制する係合部16,16を具える如くなし、シール部11を開口溝部12の外方に突出させるとともに係合部16,16を開口溝部12の内側両縁部15,15に当接させることにより、シール部基端部分13の弾性圧縮によってシール材7を開口溝部12に固定状態に装着可能とし、且つ、係合部16が縁部15から離れてシール部の突出量が不均一となった場合、該シール部を外方に引張って係合部16を縁部15に当接させることによりこの不均一を修正可能としたことを特徴とする、シール片が突設されたコンクリートブロック製造用の型板。
IPC (2件):
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