特許
J-GLOBAL ID:200903076517813097

画像信号の高能率符号化及び復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-358184
公開番号(公開出願番号):特開平5-095545
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【構成】 フレーム間,フィールド間の動きベクトルと絶対値差分和を検出するフレーム/フィールド動き検出回路22,21と、動き予測と直交変換のブロック化の第一,第二のモードをそれぞれ判定するフレーム/フィールドモード判定回路33と、ブロック化のモードを適応切り換える符号化処理モードとブロック化のモードをフィールドとする符号化処理モードとを判定する符号化処理モード判定回路34と、回路33の出力を基にフレームメモリ群10を制御するアドレス発生器35と、回路33,34の出力を基に動作する動き補償器付フレームメモリ群20とを備える。【効果】 フィールド構成の動画について、動きの少ない画像も動きの多い画像も、またこれら両者が混在した画像であってもフィールド処理或いはフレーム処理を効率よく行うことができる。
請求項(抜粋):
複数の画素の2次元配列からなるマクロブロックを単位として符号化を行う画像信号の高能率符号化装置において、上記マクロブロック単位でフレーム間の動きベクトルと各画素の絶対値差分和を検出する手段と上記マクロブロック単位で上記フレームの画素のスキャンの奇数又は偶数で分けたものからなるフィールド間の動きベクトルと各画素の絶対値差分和を検出する手段とからなる動き検出手段と、上記マクロブロックにおけるフレームを単位として動き補償を行うフレーム予測モードと、上記マクロブロックにおけるフィールドを単位として動き補償を行うフィールド予測モードとの何れが動き補償をするに際して効率が良いかを判定し、効率の良い予測モードを選択する第一のモード選択手段と、上記マクロブロックにおけるフレームを単位として直交変換を行うようにブロック化するフレーム処理モードと上記マクロブロックにおけるフィールドを単位として直交変換を行うようにブロック化するフィールド処理モードとの何れが直交変換を行うに際して効率が良いかを上記動き検出手段及び上記第一のモード選択手段から出力される情報を用いて判定し、効率の良いブロック化のモードを選択する第二のモード選択手段と、1フレーム内の各マクロブロック毎に上記ブロック化を上記フレーム処理モード又は上記フィールド処理モードに適応的に切り換え、各モードに基づき各マクロブロックを符号化する第一の符号化処理モードと、1フレーム内の全てのマクロブロックの上記ブロック化を上記フィールド処理モードで行い、インタレースにおける奇数フィールドのスキャンを行う期間の奇数サイクルでマクロブロックにおける奇数フィールドのみ1フレーム分符号化し、次いでインタレースにおける偶数フィールドのスキャンを行う期間の偶数サイクルでマクロブロックにおける偶数フィールドを1フレーム分符号化する第二の符号化処理モードとの何れが符号化するに際して効率が良いかを判定し、効率の良い符号化処理モードを選択する第三のモード選択手段と、上記奇数サイクルか上記偶数サイクルかを認識し、上記符号化処理モードが第一の符号化処理モードの場合には上記奇数サイクルで上記ブロック化モードに対応してブロック化されたマクロブロックを出力するようにフレームメモリ群を制御し、上記符号化処理モードが第二の符号化処理モードの場合には上記奇数サイクル及び偶数サイクルで上記フィールド処理モードに対応してブロック化されたマクロブロックを出力するようにフレームメモリ群を制御するアドレス発生手段と、上記第一のモード選択手段で選択された動き予測モード情報と上記第二のモード選択手段で選択されたブロック化モード情報を受け取り、該モード情報に対応して動き補償フレーム又はフィールド間予測を実行する動き補償手段とを備えたことを特徴とする画像信号の高能率符号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/137 ,  G06F 15/66 330 ,  H04N 5/92

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