特許
J-GLOBAL ID:200903076521917522

ペルフルオロカルボン酸塩の新規製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-117987
公開番号(公開出願番号):特開2006-321797
出願日: 2006年04月21日
公開日(公表日): 2006年11月30日
要約:
【課題】経済的に有利な方法で、ペルフルオロカルボン酸塩の製造方法を提供する。【解決手段】R(OCH2CH2)kOHとQ(COF)nとの反応によりRF(OCF2CF2)k-1OCF2COOHとし、これを塩化することを特徴とする、RF(OCF2CF2)k-1OCF2COO-M+で表されるペルフルオロカルボン酸塩の製造方法。 ここで、式中の記号は、以下のとおりである。R:炭素数1〜10の1価の有機基。RF:上記Rがペルフルオロ化された1価の有機基。k:1以上の整数。 Q:n価の含フッ素有機基。Qf:Qがフッ素化されない基である場合はQと同一の基、Qがフッ素化されうる基である場合はQがペルフルオロ化されたn価のペルフルオロ有機基。M+:Li+、K+、Na+、アンモニウムまたはアルキル置換アンモニウム。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下式(1)で表される化合物と下式(2)で表される化合物とのエステル化反応により下式(3)で表される化合物を得、該式(3)で表される化合物をペルフルオロ化することにより下式(4)で表される化合物を得、該式(4)で表される化合物のエステル結合の分解反応を行い下式(5)で表されるペルフルオロカルボン酸フルオリドを得、該式(5)で表される化合物を加水分解して下式(6)で表される化合物とし、これを塩化することを特徴とする下式(7)で表されるペルフルオロカルボン酸塩の製造方法。 R(OCH2CH2)kOH・・・(1) Q(COF)n・・・(2) Q[COO(CH2CH2O)kR]n・・・(3) Qf[COO(CF2CF2O)kRF]n・・・(4) RF(OCF2CF2)k-1OCF2COF・・・(5) RF(OCF2CF2)k-1OCF2COOH・・・(6) RF(OCF2CF2)k-1OCF2COO-M+・・・(7) ここで、式中の記号は、以下のとおりである。 R:炭素数1〜10の1価の有機基。 RF:上記Rがペルフルオロ化された1価の有機基。 k:1以上の整数。 Q:n価の含フッ素有機基。 Qf:Qがフッ素化されない基である場合はQと同一の基、Qがフッ素化されうる基である場合はQがペルフルオロ化されたn価のペルフルオロ有機基。
IPC (2件):
C07C 51/41 ,  C07C 59/315
FI (2件):
C07C51/41 ,  C07C59/315
Fターム (7件):
4H006AA02 ,  4H006AC47 ,  4H006BD60 ,  4H006BM10 ,  4H006BM71 ,  4H006BP10 ,  4H006BS10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第3,271,341号公報

前のページに戻る