特許
J-GLOBAL ID:200903076523187017

パタン認識装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257282
公開番号(公開出願番号):特開平6-083967
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 判別距離を用いて対象をパターン認識するとき乗算回路が少ないパタン認識装置を提供する。【構成】 パタン認識装置は,認識対象が対称性を有するとき,その対称性を考慮して判別距離を算出する演算式を簡略化して乗算手段の減少を図る。パタン認識装置は,CDDカメラ1と,特徴測定部2とパタン判別部3とを有し,特徴測定部2がCDDカメラ1で撮像した画像データをサンプリングして特徴ベクトルXを算出する。さらに特徴測定部2は算出された特徴ベクトルと対称な特徴ベクトルX’を算出し,特徴ベクトルに対称な特徴ベクトルを加えて第1および第2の分散共分散行列Xα, Xβを算出する。パタン判別部3は第1および第2の分散共分散行列から第1および第2の固有値λα, λβおよび第1および第2の固有ベクトルPα, Pβを算出し,固有値,固有ベクトルおよび分散共分散行列によって定義される判別距離zを算出する。さらにパタン判別部3は算出した判別距離zを用いて認識すべき対象となるパタンの妥当性を判別する。
請求項(抜粋):
対称性を有する認識対象を撮像する手段,該撮像手段で撮像した画像データをサンプリングして特徴ベクトル(X)を算出する手段と,該特徴ベクトルと対称な特徴ベクトル(X’)を算出する手段と,上記特徴ベクトルに上記対称な特徴ベクトルを加えて第1および第2の分散共分散行列(Xα, Xβ)を算出する手段と,上記第1および第2の分散共分散行列から第1および第2の固有値(λα, λβ)および第1および第2の固有ベクトル(Pα, Pβ)を算出する手段と,上記固有値,固有ベクトルおよび分散共分散行列によって定義される判別距離(z)を用いて認識すべき対象となるパタンの妥当性を判別する手段とを有するパタン認識装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-149771

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