特許
J-GLOBAL ID:200903076524062781

シームレス缶の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 周藤 悦郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-045073
公開番号(公開出願番号):特開平7-275961
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】側壁部の肉厚分布の制御が可能で、ネックイン加工の際に、有機被膜の白化等が起こり難い、側壁部が薄肉化されたシームレス缶を製造する。【構成】有機被膜12で被覆された金属カップ5に皺押さえ具2を嵌入し、皺押さえ具2で金属カップ底部5aをダイス平面部3aに対し押さえながら、ポンチ1をダイス3のキャビティ7内に前進させて、金属カップ5の側壁部5bを、ダイスの平面部3a、および曲率半径の小さい加工コーナ3bに密接させて、曲げ延伸により側壁部5bの板厚を減少する。さらにポンチ1と、加工コーナ3bの前端部3b1、または前端部3b1およびその前方の短円筒部よりなるしごき部により、もしくは側壁部5bをキャビティ7内を斜め僅か内方に前進させて、ポンチ1とダイス3のしごき部3gにより、開口端部20bとなるべき側壁部5bに5%以上のしごき率のしごき加工を行なってシームレス缶20を製造する。
請求項(抜粋):
内外面が有機被膜で被覆された金属カップより、ポンチ、皺押さえ具およびダイスを用いて、比較的細長いシームレス缶を製造する方法において、皺押さえ具を金属カップに嵌入し、皺押さえ具で金属カップ底部をダイス平面部に対し押さえつつ、ポンチをダイスのキャビティ内に前進させて、金属カップの側壁部外面を、ダイス平面部、ダイスの曲率半径の小さい加工コーナに密接させながら、加工コーナにおける曲げ延伸により側壁部の板厚を減少し、さらにポンチと、加工コーナの前端部、または前端部に接続する短円筒部よりなるしごき部との協同により側壁部の板厚をより減少し、シームレス缶の開口端部となるべき側壁部に少なくとも5%のしごき率のしごき加工を行なうことを特徴とするシームレス缶の製造方法。
IPC (4件):
B21D 22/28 ,  B21D 37/16 ,  B21D 51/26 ,  B65D 1/26
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭57-149033
  • 特表昭56-501442
  • 特開平4-118121
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