特許
J-GLOBAL ID:200903076529714604

有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-063794
公開番号(公開出願番号):特開2003-264086
出願日: 2002年03月08日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 励起一重項から励起三重項への系間交差が効率よく行われ、極めて安定性が良好な発光材料を用い、発光効率が高く、長寿命化が可能である有機エレクトロルミネッセンス素子を提供する。【解決手段】 ジチオカルボン酸ないしその誘導体を配位子とし、かつオルトメタル化配位子を有する下記式(1a)または式(1b)の構造の金属錯体(好ましくは白金族金属錯体)を発光材料に用いた有機エレクトロルミネッセンス素子。具体例としては、
請求項(抜粋):
陽極と陰極とを有し、この陽極と陰極との間に、少なくとも発光層を含む有機層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子において、式(1a)または式(1b)で表される化合物を含有する有機層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子。【化1】[式(1a)において、Mは二価以上の価数を取りうる金属または希土類元素を表す。Z1は、五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表し、Z2は、五員もしくは六員の炭素環または複素環を完成するための原子群を表し、これらの環は置換基を有してもよく、また、縮合環を有していてもよい。R1、R2およびR3は、それぞれ、水素原子、ハロゲン原子、カルボキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アリール基、アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシル基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基または複素環基を表す。mおよびnは、それぞれ1以上の整数であり、m+nはMの価数と一致する。]【化2】[式(1b)において、Mは二価以上の価数を取りうる金属または希土類元素を表す。Z1は、五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表し、Z2およびZ3は、それぞれ、五員もしくは六員の炭素環または複素環を完成するための原子群を表し、これらの環は互いに縮合環を形成しており、さらに、置換基を有してもよく、また、縮合環を有していてもよい。R1、R2およびR3は、それぞれ、水素原子、ハロゲン原子、カルボキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アリール基、アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシル基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基または複素環基を表す。mおよびnは、それぞれ1以上の整数であり、m+nはMの価数と一致する。]
IPC (4件):
H05B 33/14 ,  C09K 11/06 660 ,  C09K 11/06 690 ,  C07F 15/00
FI (4件):
H05B 33/14 B ,  C09K 11/06 660 ,  C09K 11/06 690 ,  C07F 15/00 E
Fターム (10件):
3K007AB03 ,  3K007AB11 ,  3K007AB14 ,  3K007DA06 ,  3K007DB03 ,  4H050AA03 ,  4H050AB91 ,  4H050WB11 ,  4H050WB15 ,  4H050WB21
引用文献:
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