特許
J-GLOBAL ID:200903076532279706

制振複合材料及び制振方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-278483
公開番号(公開出願番号):特開平6-126909
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 任意の特定の周波数の振動に対して著しく優れた制振効果を発揮させることが可能な制振複合材料及び制振方法を提供する。【構成】 微細な粒子状の圧電性物質2と導電性物質又は半導電性物質3とを含んだ、エネルギー変換機能を有する組成物よりなる制振複合材料1Aにおいて、圧電性物質よりなる粒子2の粒子径を3〜10μm、特に約6μmとする。或いは、導電性物質又は半導電性物質の粒子3の粒子径を40〜100nmとする。【効果】 圧電性物質の粒子の粒子径、或いは、導電性物質又は半導電性物質の粒子の粒子径の大小により、制振複合材料の力学的性質が変化し、制振複合材料内部の圧電性物質への振動エネルギーの伝達効率が変化する。圧電性微粒子或いは導電性又は半導電性微粒子として、特定の粒子径のものを用いるという極めて簡単な操作により、制振複合材料内部での圧電性物質への振動エネルギーの伝達効率を向上させて、その制振性能を十分に発揮させ、著しく高い制振効果を得ることが可能とされる。
請求項(抜粋):
微細な粒子状の圧電性物質と導電性物質又は半導電性物質とを含んだ、エネルギー変換機能を有する組成物よりなる制振複合材料において、該圧電性物質よりなる粒子の粒子径が3〜10μmであることを特徴とする制振複合材料。
IPC (4件):
B32B 27/18 ,  B32B 15/08 ,  B32B 27/20 ,  F16F 15/02

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