特許
J-GLOBAL ID:200903076541903943

ガラス繊維配合熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-108967
公開番号(公開出願番号):特開平5-279544
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【構成】(A)N-フェニルマレイミド10〜30重量%(以下、%と記す。)、スチレン(以下、STYと記す。)45〜85%、アクリロニトリル(以下、ACNと記す。) 5〜25%を重合した三元重合体10〜60%、(B)共役ジエン系ゴム20〜70%、STY25〜60%、ACN 5〜40%を重合したグラフト体 5〜20%、(C)STY50〜80%、ACN20〜50%を重合した二元重合体10〜80%、(D)ガラス繊維 5〜35%からなる組成物において、以下の条件を満たすガラス繊維配合熱可塑性樹脂組成物。(イ)Aの固有粘度(以下、IVと記す。)が0.20〜0.70(ロ)BのIVが0.40〜0.80、(ハ)AのIV≦CのIV、(ニ)CのSTY含有量-AのSTY含有量=+20%〜- 5%。【効果】加工性とタッピング強度のバランス及び耐熱性に優れ、特に機械的及び熱的性質を必要する新分野での使用を可能にする。又、部品の薄肉化、軽量化をも可能とする。
請求項(抜粋):
【請求項-1】(A) N-フェニルマレイミド10〜30重量%、スチレン45〜85重量%およびアクリロニトリル5〜25重量%を重合してなる三元共重合体10〜60重量%、(B) 共役ジエン系ゴム20〜70重量%、スチレン25〜60重量%およびアクリロニトリル5〜40重量%を重合してなるグラフト重合体5〜20重量%、(C) スチレン50〜80重量%およびアクリロニトリル20〜50重量%を重合してなる二元共重合体10〜80重量%、および(D) ガラス繊維5〜35重量%からなる組成物において、以下の条件を満たすことを特徴とするガラス繊維配合熱可塑性樹脂組成物。(イ) 三元共重合体の固有粘度が0.20〜0.70。(ロ) 二元共重合体の固有粘度が0.40〜0.80。(ハ) 三元共重合体の固有粘度≦二元共重合体の固有粘度。(ニ) 二元共重合体中のスチレン含有量-三元共重合体のスチレン含有量=+20〜-5。【請求項-2】請求項-1に記載された組成物100重量部あたり、(E) 有機ケイ素化合物0.01〜10重量部配合してなることを特徴とするガラス繊維配合熱可塑性樹脂組成物。【請求項-3】請求項-1に記載された組成物100重量部あたり、(F) 不飽和カルボン酸2〜20重量%、スチレン30〜93重量%およびアクリロニトリル5〜50重量%を重合してなる酸変成共重合体0.01〜30重量部配合してなることを特徴とするガラス繊維配合熱可塑性樹脂組成物。
IPC (7件):
C08L 35/06 LJW ,  C08K 5/54 KGB ,  C08K 7/14 KGC ,  C08L 25/08 LDT ,  C08L 25/08 LDW ,  C08L 51/04 LLB ,  C08L 55/02 LME

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