特許
J-GLOBAL ID:200903076544333439

回転伝動機構及びこれを用いた差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-247704
公開番号(公開出願番号):特開平8-109958
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 差動時の回転速度差に比例して徐々に大きくなる特性を持った回転感応の差動制限効果を得ることのできる差動装置を提供する。【構成】 各ドライブシャフト3,4に回転差が生ずると、各ピニオンギヤ12が自転し、サイドギヤ5及びハウジングギヤ11の逆転により差動が達成される。その際、第1ボールディスク6は一方のドライブシャフト3と一体に回転し、第2ボールディスク7は他方のドライブシャフト4と一体に回転するので、各ボールディスク6,7は互いに反対方向に回転する。これにより、各ボール8は第1ボールディスク6の溝6bに案内されながら第2ボールディスク7の溝7b内を往復移動する。その際、各ボール8は粘性流体13中を転動するため、各ボール8に粘性流体13による抵抗が作用し、この抵抗は回転速度差に応じて大きくなり、回転感応の差動制限効果として作用する。
請求項(抜粋):
互いに軸方向に対向して配置された一対の回転体と、各出力側回転体の対向面に設けた溝に係合していて各回転体に回転差が生ずると溝に沿って転動する多数の転動体と、各回転体及び各転動体の周囲に充填された粘性流体とを備えたことを特徴とする回転伝動機構。
FI (2件):
F16H 1/455 ,  B60K 17/20

前のページに戻る