特許
J-GLOBAL ID:200903076544669038

車輪支持用転がり軸受ユニットの組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-154737
公開番号(公開出願番号):特開2000-343905
出願日: 1999年06月02日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 複列の円すいころ軸受3、4の内部隙間を適正にできる組立方法を実現し、所期の性能を得られる様にする。【解決手段】 次の?@、?Aの少なくとも一方の条件を満たしつつ組立作業を行なう。?@ 内輪9を段部13に、第一の保持器18により保持した複数個の円すいころ17、17の転動面が第一の外輪軌道5と当接する状態になるまで外嵌する作業を、ハブ2と外輪1とを相対的に回転若しくは揺動させつつ行なう。?A かしめ部14により上記内輪9の端面を抑え付ける作業を、上記ハブ2と外輪1とを相対的に回転若しくは揺動させつつ行なう。
請求項(抜粋):
内周面に第一、第二の外輪軌道を形成した外径側軌道輪部材と、外周面に第一、第二の内輪軌道を形成した内径側軌道輪部材と、これら第一、第二の内輪軌道と上記第一、第二の外輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けた転動体とを備え、上記内径側軌道輪部材は、その外周面に直接又は別の内輪を介して上記第一の内輪軌道を形成した軸部材と、その外周面に上記第二の内輪軌道を形成した内輪とから成り、この内輪は、上記軸部材の端部に外嵌し、更にこの軸部材の端部に形成した円筒部を直径方向外方に塑性変形させる事で形成したかしめ部によりその軸方向端面を抑え付けられる事で、上記軸部材に対し支持固定されている車輪支持用転がり軸受ユニットを組み立てるのに際し、先ず、上記軸部材の周囲に上記外径側軌道輪部材を配置しつつ、上記第一の内輪軌道と上記第一の外輪軌道との間に上記複数個の転動体を設置し、次いで、上記内輪を上記軸部材の端部に、上記複数個の転動体を上記第二の内輪軌道と上記第二の外輪軌道との間に設置しつつ外嵌し、次いで、上記円筒部を直径方向外方に塑性変形させて上記かしめ部を形成し、このかしめ部により上記内輪の軸方向端面を抑え付ける車輪支持用軸受ユニットの組立方法に於いて、上記内輪を上記軸部材の端部に外嵌する作業と、上記かしめ部により上記内輪の軸方向端面を抑え付ける作業とのうちの少なくとも一方の作業を、上記内径側軌道輪部材と上記外径側軌道輪部材とを相対的に回転若しくは揺動させつつ行なう事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニットの組立方法。
IPC (5件):
B60B 35/18 ,  B60B 35/00 ,  B60B 35/14 ,  F16C 19/38 ,  F16C 35/063
FI (5件):
B60B 35/18 A ,  B60B 35/00 ,  B60B 35/14 V ,  F16C 19/38 ,  F16C 35/063
Fターム (12件):
3J017AA02 ,  3J017DB08 ,  3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101DA09 ,  3J101FA46 ,  3J101GA03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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