特許
J-GLOBAL ID:200903076555398575

液晶表示装置およびそれを用いた投写型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-095839
公開番号(公開出願番号):特開平7-005421
出願日: 1993年04月22日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 コントラストの高い表示画像を得ることのできる液晶表示装置と投写型表示装置を提供する。【構成】 入射側偏光板11、リターディションの等しい第1位相差板12と第2位相差板13、液晶セル14、出射側偏光板15を配置し、偏光軸25と26はラビング方向19と20に各々沿わせて直交させる。主照明光線24に対し第1位相差板12は直交し第2位相差板13は直交した状態から角γだけ傾ける。主照明光線24に直交する平面上で、遅相軸27と28の射影成分は互いに直交すると共に偏光軸25と偏光軸26の射影成分と各々45度の角度を成す。【効果】 所定電圧を印加された液晶セル14が主照明光線24に与える位相差を、第1位相差板12と角γを調整した第2位相差板13が打ち消し、液晶セル14から出射する光を楕円偏光から直線偏光に近づける。
請求項(抜粋):
照明光束を略直線偏光の光に変換する入射側偏光手段と、前記入射側偏光手段から出射した光に空間的に異なる位相変化を与える液晶セルと、前記液晶セルから出射する光の中で特定偏光方位の光のみを主として選択的に出射せしめる出射側偏光手段と、前記入射側偏光手段と前記液晶セルの間の光路あるいは前記液晶セルと前記出射側偏光手段の間の光路のいずれかに揃って配置される第1位相差手段および第2位相差手段とを備え、前記液晶セルは画素電極を有する入射側透明基板と出射側透明基板の間にツイストネマチック液晶をねじれ角が略90度となるように挟持してなり、前記入射側偏光手段から出射する光の主たる偏光方位は前記入射側透明基板に接する液晶分子の分子長軸と略平行あるいは略直交し、前記第1位相差手段と前記第2位相差手段は機能的に正の単軸結晶を近似してなり、前記第1位相差手段が光学軸に直交して進行する光線に与える位相差と前記第2位相差手段が光学軸に直交して進行する光線に与える位相差は略同一とし、前記照明光束を代表する主たる波長の主たる光線を主照明光線と表して、前記主照明光線に略直交する1つの平面上において前記入射側偏光手段が出射せしめる光の主たる偏光方位の射影T1と前記出射側偏光手段が出射せしめる光の主たる偏光方位の射影T2と前記第1位相差手段の光学軸の射影S1と前記第2位相差手段の光学軸の射影S2の各々を定義した場合に、前記T1と前記T2を略直交せしめ、前記S1と前記S2を略直交せしめ、前記T1と前記S1のなす角を略45度にせしめ、前記第1位相差手段中を伝搬する前記主照明光線に直交する平面と前記第1位相差手段の光学軸のなす角をψ1とし、前記第2位相差手段中を伝搬する前記主照明光線に直交する平面と前記第2位相差手段の光学軸のなす角をψ2とし、最黒表示となるように所定の電圧を印加した前記液晶セルと前記出射側偏光手段とを通過した直後の前記主照明光線の光強度が最小となるように、前記角ψ1と前記角ψ2を少なくともいずれか一方が0度でない互いに異なる所定の大きさとしたことを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/133 500 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 510

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