特許
J-GLOBAL ID:200903076558839157

自動車用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097250
公開番号(公開出願番号):特開平10-287120
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 自動車用空調装置の吹出口から吹出される調和空気の温度を、冷風が直接出口方向へ向かう分を効果的に抑止することによって、混合室内にて冷風と暖風とを良好に混合して車室内に吹き出させ、温度むらの無い快適な調和空気の供給を行う。【解決手段】 自動車用空調装置の暖気9と冷気8の圧力差を解消する為の温調ガイド5にバイパス穴6を設け、このバイパス穴6より高速気流15を吐出させて迂回路16内の冷気8にぶつける。これにより冷気8の風向が暖気9に対して効果的に向きを変えるので、暖気9と冷気8が混合室内にて好ましく混合されることとなって、快適な調和空気10を得ることができる。
請求項(抜粋):
ユニットケース(1)内に取入空気(7)を冷却するエバポレータ(2)と、前記エバポレータ(2)を通過した空気を暖めるヒータコア(3)と、前記空気が当該ヒータコア(3)を迂回して流下する迂回路(16)とを設け、前記ヒータコア(3)を通過する空気量と前記迂回路(16)を通過する空気量との混合比を調節するミックスドア(4)を前記ヒータコア(3)の上流側に回動自在に設け、前記ヒータコア(3)或いは前記迂回路(16)を通過して流下した取入空気(7)を混合する混合室(14)の下方に調和空気(10)を車室内に向けて吹出す吹出口(13)を開設すると共に、前記迂回路(16)を通過する空気量を前記ミックスドア(4)と共に調節する温調ガイド(5)を当該迂回路(16)に形成してなる自動車用空気調和装置において、前記温調ガイド(5)の一端にバイパス穴(6)を形成したことを特徴とする自動車用空気調和装置。

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