特許
J-GLOBAL ID:200903076559573037
調節装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
三好 秀和
, 伊藤 正和
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-544074
公開番号(公開出願番号):特表2006-503237
出願日: 2003年10月04日
公開日(公表日): 2006年01月26日
要約:
本発明は、カムシャフト調節装置として用いられる、2つの部品(2,3)を互いに対して調節するための調節装置に関する。本発明の目的は、装置の容易で滑らかな操作性により、前記2つの部品が自動ロックし、少なくとも広範囲にわたる遊びなしの連続的調節を高レベルの効率で行うことを保証することである。このために、調整装置は、周方向に間隔を有して配置されたウェブ(2.3,22.3)を有する第1の部品(2)を含み、ウェブの間にはチャンバ(2.4)が形成されている。調整装置は、また、内歯車(3.2,13.2)を有する第2の部品(3)、及び多数の歯(7,27)を含み、歯(7)はチャンバ(2.4)の内部に配置され、且つ、周方向に間隔を有して配置される。調整装置は、また、偏心駆動要素(6)に支持される内側接触面(7.4)を含み、また、内歯車(3.2,13.2)の内側と係合するための外側接触面(7.5)を含む。入力シャフト(4)が、チャンバ(2.4)内部に配置された歯(7,27)により回転されると、部品(2,3)の回転軸に平行な回転軸を中心とした回転運動が行われることができる。
請求項(抜粋):
カムシャフト(20)を、クランクシャフトにより駆動されるカムシャフト歯車(30)に対して調節するための調節装置であって、調節手法のために設けられた部品(2,3)が、各々、カムシャフト歯車(30)とカムシャフト(20)に配置されており、調節装置が、さらに、
入力シャフト(4)と、
前記入力シャフトにより駆動されることができる偏心駆動要素(4.2,6)と、
周方向に間隔を有して配置されたウェブ(2.3,22.3)を有する第1の部品(2)であって、前記ウェブの間にチャンバ(2.4)が形成された第1の部品(2)と、
内歯車(3.2,13.2)を有する第2の部品(3)と、
前記チャンバ(2.4)内に周方向に互いに間隔を有して配置された複数の歯(7,27)であって、各々、前記駆動要素(6)と接触するための内側接触面(7.4)と、前記内歯車(3.2,13.2)と係合するための外側接触面(7.5)と、を有し、且つ、前記入力シャフト(4)が回転するときに半径方向に調節されることができる複数の歯(7,27)と、
を含み、
前記入力シャフト(4)が回転すると、前記歯(7,27)が前記ウェブ(2.3,22.3)及び前記内歯車(3.2)と係合した状態で、前記部品(2,3)が互いに対して自動ロック式に回転でき、
前記入力シャフト(4)が回転すると、前記チャンバ(2.4)内の前記歯(7,27)が、前記部品(2,3)の回転軸(A)に平行な回転軸を中心とした回転運動を行うことができることを特徴とする調節装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
3J027FB02
, 3J027GB06
, 3J027GC03
, 3J027GC22
, 3J027GD03
, 3J027GD07
, 3J027GD13
, 3J027GE01
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