特許
J-GLOBAL ID:200903076560040190

浮遊植生材による水質浄化方法および浮遊植生材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214225
公開番号(公開出願番号):特開平9-085281
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】水質浄化効率および作業効率が良く、自然の生態系に与える影響を最小限にとどめ、自然環境との調和を可能とする。【解決手段】浮遊汚染物質の河川、海等への拡散を防止し、水質を浄化する方法において、植生基盤12に、水生植物14を植付けてなる植生部材16を、水生植物14の根系20を十分に発育させた後、浮力体22と結合して浮遊植生材とし、この浮遊植生材を河川等の水面に配設させて水面を相互に区画し、浮遊汚染物質を植生基盤12に吸着させると共に、水生植物14がその根系20から汚染物質を吸収し、浄化した水分のみを気孔から蒸散する作用により、汚染物質を植物体内に蓄積し、水面および水中から汚染物質を除去し、水質を浄化する。
請求項(抜粋):
浮遊汚染物質の河川、湖、海等への拡散を防止し、水質を浄化する方法において、植物繊維からなる植生基盤(12)に、抽水状態でも生育する水生植物(14)を植付けてなる植生部材(16)を、水生植物(14)の根系(20)を十分に発育させた後、浮力体(22)と結合して形成させた浮遊植生材を、河川等の水面に配設させて水面を相互に区画し、浮遊汚染物質を植生基盤(12)に吸着させると共に、水生植物(14)がその根系(20)から汚染物質を吸収し、浄化した水分のみを気孔から蒸散する作用により、汚染物質を植物体内に蓄積し、水面および水中から汚染物質を除去し、水質を浄化することを特徴とする浮遊植生材による水質浄化方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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