特許

J-GLOBAL ID：200903076560697980

固形肥料の製造方法

発明者： 青沼 武三
出願人/特許権者： ゴールド興産株式会社
代理人 (1件)： 高橋 紘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-256972
公開番号（公開出願番号）：特開平5-070271
出願日： 1991年09月09日
公開日（公表日）： 1993年03月23日
要約：

【要約】【目的】 畜産廃棄物や有機質を多量に含む廃棄物などのように、その処理が面倒なものを用いて、固形肥料を製造し、炭素成分と肥料成分を多く含む固形肥料とする。【製法】 乾燥鶏糞等と未処理の鶏糞とを層状にした窯に入れ、炭焼きと同様な手段を用いて全部を炭化させ、その炭化した鶏糞が高温の状態で未処理の鶏糞に混入し、その未処理のものの水分を調整するとともに、殺菌作用を行わせる。その後で、繊維質等を多く含む材料を混合して所定の形状に成形し、肥料として利用出来るとともに、取り扱いが容易なものとする。【効果】 固形肥料の中に多量の炭が含まれるので、その炭の空隙が水分と酸素とを保持して、内部で微生物等が繁殖しやすい環境を形成する。また、肥料成分が利用された後にも、空隙が形成されるので、その空隙が土壌中での微生物の増殖環境を維持出来るものとなる。

請求項（抜粋）：

畜産廃棄物や、汚泥等の有機質廃棄物を蒸焼き状態にして炭化させ、炭の高温状態のものを未処理の有機質廃棄物に混合し、該未処理の廃棄物中の水分を蒸発させるとともに、微生物を死滅させて乾燥状態の混合物を製造し、前記乾燥状態のものに対して繊維質の材料を混合し、プレス成形等の手段を用いて固形状の製品を製造することを特徴とする固形肥料の製造方法。

IPC (2件)：

C05F 3/00 ,  C05F 15/00

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平2-124789
  
• 特開昭50-031674
  
• 特開昭56-065697
  
• 特開昭57-180697