特許
J-GLOBAL ID:200903076561760529

鉄鋼部材及びそのガス浸炭・浸硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-335150
公開番号(公開出願番号):特開平10-158813
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 多種類の鉄鋼部材に対してガス・ツー・ガスの1プロセス(連続処理)で適正な表面処理層を形成できる新規なガス浸炭浸硫処理方法を提供する。【解決手段】 鉄鋼部材を配置した反応炉に、炭素が熱解離する温度で浸炭性ガスを導入し、過剰浸炭にならない程度に浸炭処理を行い、その後350°C以下に急冷し、次いで、浸硫性ガスを導入しながら200〜350°Cに再加熱し、該温度を3〜10時間保持して浸硫処理を行わせることを特徴とする鉄鋼部材のガス浸炭・浸硫方法。
請求項(抜粋):
Feを母材とし、該母材のFeと結合したFeS2層を最表面に有し、その下層にFeSを主成分とする硫化物層を有し、更にその下層にFe3C,(Fe,Cr)3C等からなる群から選択される少なくとも1種類の炭化物を該母材のFe中に均一に分散させた層を有することを特徴とする鉄鋼部材。

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