特許
J-GLOBAL ID:200903076561790193

流体で運転される打撃装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-073012
公開番号(公開出願番号):特開2001-315074
出願日: 2001年03月14日
公開日(公表日): 2001年11月13日
要約:
【要約】【課題】 打撃ピストンが作業行程方向で所定の走出位置に達したときに、打撃ピストンが停止せしめられるようにする。【解決手段】 作業シリンダ(2)の内室が付加的に空打撃開口部(20a)を有しており、この空打撃開口部(20a)は、打撃ピストン(3)が正常運転において生ずる走出位置を作業行程方向(矢印3e)で空打撃位置を占めるまでの所定の距離だけ超えた後に初めて、打撃ピストン(3)の小さい方のピストン面(A1)を有している前方のピストンつば(3b)により作業シリンダ(2)の内室の方向に開放され、打撃ピストン(3)のバック行程運動が不可能になる。
請求項(抜粋):
作業シリンダ(2)内で可動で工具(4)を打撃する打撃ピストン(3)と、制御弁(5)内で可動の制御スライダ(5a)を備えている制御部とを有する、流体で運転される打撃装置(1)であって、その際打撃ピストン(3)は異なった大きさの2つのピストン面(A1,A2)を有しており、これらのピストン面のうちバック行程の方向に作用する小さい方のピストン面(A1)は作業圧力下にある圧力導管(8)と常に接続されており、かつ作業行程(矢印3e)の方向に作用する大きい方のピストン面(A2)は制御弁(5)を介して、圧力導管(8)及び無圧の戻り導管(10)と交互に接続され、かつその際制御スライダ(5a)は互いに逆の方向で作用する異なった大きさの2つのスライダ面を有しており、制御スライダ(5a)のバック行程位置の方向でこの制御スライダに作用する小さい方のスライダ面(S1)は圧力導管(8)と常に接続されており、かつ大きい方のスライダ面(S2)は該ピストン面(A1,A2)の間に配置されている周溝(3c)を介してその都度単に一時的にかつ交互に圧力導管(8)若しくは戻り導管(10)と接続される形式のものにおいて、次の特徴、すなわち:-作業シリンダ(2)の内室(2d)が付加的に空打撃開口部(20a)を有しており、この空打撃開口部は、打撃ピストン(3)が正常運転において生ずる走出位置を作業行程方向(矢印3e)で空打撃位置を占めるまでの所定の距離だけ超えた後に初めて、打撃ピストン(3)の小さい方のピストン面(A1)を有している前方のピストンつば(3b)により内室(2d)の方向に開放されるという特徴;-空打撃開口部(20a)の前方に、2つの終端位置-非運転位置及び作用位置-の間で切り替え可能な安全エレメント(21)が接続されており、この安全エレメントの入口側は圧力導管(8)を接続されており、その際空打撃開口部(20a)は作用位置において安全エレメント(21)を介して、安全エレメントから出る作業圧力で負荷されており、かつ非運転位置においては安全エレメント(21)を介しての圧力導管(8)と空打撃開口部(20a)との間の接続が中断されているという特徴;-安全エレメント(21)が作用位置を占めかつ打撃ピストン(3)が空打撃位置に達した場合には、空打撃開口部(20a)における作業圧力が周溝(3c)を介して制御弁(5)に作用して、制御弁の制御スライダ(5a)が作業行程位置にブロックされているという特徴を有している、流体運転される打撃装置。
IPC (6件):
B25D 17/10 ,  B25D 9/04 ,  B25D 9/14 ,  F15B 11/15 ,  F15B 15/14 310 ,  F15B 15/14 345
FI (6件):
B25D 17/10 ,  B25D 9/04 ,  B25D 9/14 ,  F15B 11/15 ,  F15B 15/14 310 ,  F15B 15/14 345

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