特許
J-GLOBAL ID:200903076562384237

遠心圧縮機の作動域拡大方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-106855
公開番号(公開出願番号):特開2001-289197
出願日: 2000年04月07日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 オイラーヘッドを低下させることなく遠心圧縮機の作動域を拡大できるようにする。【解決手段】 遠心圧縮機ハウジング6のシュラウド壁5中に、環状のトリートメント空洞部8を設け、シュラウド壁5に、羽根車1の設置位置とトリートメント空洞部8を連通させる第1開口部9と、トリートメント空洞部8と第1開口部9よりも上流側の位置とを連通させる第2開口部10とを設けて、低流量運転時に空気aを循環させるようにする。第2開口部10に、羽根車1の回転方向とは逆向きに傾斜配置したルーバ11を、周方向に等間隔で設け、トリートメント空洞部8内に吸引された空気aに、第2開口部10を通って流出される際に逆旋回方向の流れを与える。
請求項(抜粋):
羽根車の外周部から前方へ延びて吸込口を形成するようにしたシュラウド壁中に、環状のトリートメント空洞部を設け、且つ上記シュラウド壁に、トリートメント空洞部と吸込口の羽根車設置位置側とを連通させるための第1開口部と、該吸込口の羽根車設置位置側よりもやや前方位置側と上記トリートメント空洞部とを連通させるための第2開口部をそれぞれ設けて、低流量運転時に、羽根車によって吸引される空気の一部を、上記第1開口部からトリートメント空洞部に流入させ第2開口部より流出させて循環させるようにしてある遠心圧縮機の作動域拡大方法において、上記第1開口部からトリートメント空洞部内に流入させた空気を、羽根車の回転方向に対し旋回成分のない方向から逆旋回方向の範囲の流れとして上記第2開口部から流出させるようにすることを特徴とする遠心圧縮機の作動域拡大方法。
IPC (2件):
F04D 29/44 ,  F04D 17/10
FI (2件):
F04D 29/44 P ,  F04D 17/10
Fターム (11件):
3H034AA02 ,  3H034AA16 ,  3H034AA17 ,  3H034BB03 ,  3H034BB06 ,  3H034CC03 ,  3H034DD02 ,  3H034DD05 ,  3H034DD10 ,  3H034EE08 ,  3H034EE18
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-042199
  • 遠心圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-246518   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 遠心圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-149821   出願人:石川島播磨重工業株式会社
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