特許
J-GLOBAL ID:200903076563704804

気腹針

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313722
公開番号(公開出願番号):特開平10-151138
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成で、安全に気腹を行うことができる気腹針を提供する。【解決手段】気腹針1は、先端に鋭利な穿刺針部4と、その後方に弁体部11が嵌合する凹部10とを有する。また、弁体部11は、先端に固定端部12、後端に自由端部13を有する。通常、凹部10に設けられた送気孔14は自由端部13により閉塞されているが、中空部9内において気体供給源から供給される気腹ガスのガス圧が高まると、送気孔14から気腹ガスが吹き出し、自由端部13が上方に押し上げられる。つまり、弁体部11が腹壁15内に位置しているときは、自由端部13は腹壁15に押圧されて送気孔14を閉塞しているが、弁体部11が体腔内16に位置しているときは、送気孔14から気腹ガスが吹き出し、自由端部13はガス圧により上方に押し上げられ、気腹作業を行うことができる。
請求項(抜粋):
先端に鋭利な穿刺針部を有する外套管と、この外套管の外周面に設けられた凹部と、前記外套管内の長手方向に延在し、気腹用の気体供給源と接続される開口部と連通する中空部と、前記外套管に設けられ、前記凹部と前記中空部の双方と連通する送気孔と、前記凹部と嵌合し、前記送気孔を閉塞することにより前記中空部の気密性を保つ弁体部と、を有することを特徴とする気腹針。
IPC (2件):
A61B 17/34 ,  A61B 17/00 320
FI (2件):
A61B 17/34 ,  A61B 17/00 320

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