特許
J-GLOBAL ID:200903076564871380

高流動コンクリートの配合設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200546
公開番号(公開出願番号):特開平11-042630
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 高流動コンクリートの配合設計を、フレッシュコンクリートのレオロジー特性に基づいて合理的かつ客観的に行う。【解決手段】 鉄筋間隔と粗骨材体積濃度をパラメータとして、フレッシュコンクリートの塑性粘度と鉄筋間通過率との関係を求め、その関係から鉄筋間通過率が所定値以上となるような塑性粘度の適正範囲を定め、塑性粘度がその適正範囲内となる配合とする。塑性粘度の調節は増粘剤の種類と添加率の調節、水粉体比の調節による。塑性粘度の代用特性として漏斗流下時間の値を用いることも可能である。併せて、降伏値が適正範囲となるように調節することがより好ましい。降伏値の調節は高性能AE減水剤あるいは高性能減水剤の種類と添加率を調節することで行う。降伏値の代用特性としてスランプフローの値を用いることも可能である。
請求項(抜粋):
高流動コンクリートの配合をフレッシュコンクリートのレオロジー特性に基づき決定する配合設計方法であって、硬化後のコンクリートに要求される品質に基づいて決定される鉄筋間隔と粗骨材体積濃度をパラメータとして、フレッシュコンクリートの材料分離抵抗性を示す指標である塑性粘度の値と該フレッシュコンクリートの鉄筋間通過率との関係を求め、その関係から鉄筋間通過率が所定値以上となるような塑性粘度の適正範囲を定め、フレッシュコンクリートの塑性粘度をその適正範囲内とするように調節することを特徴とする高流動コンクリートの配合設計方法。
IPC (3件):
B28C 7/00 ,  G01N 11/00 ,  G05D 24/00
FI (3件):
B28C 7/00 ,  G01N 11/00 E ,  G05D 24/00

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