特許
J-GLOBAL ID:200903076566369135

内視鏡用処置具の処置部用リング状採取刃及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-184926
公開番号(公開出願番号):特開平10-024045
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【解決手段】帯状リング刃素材と、その両端で連続するレバー素材とを一体成形して、採取刃体素材を形成した後、その採取刃体素材を折り曲げて、リング刃19,20とレバー9,10とを一体成形してなる採取刃体6,7を製造する。このリング刃19,20においては、環状に折曲形成した環状壁21と、それに囲まれる貫通孔22と、この環状壁21の開放端縁に形成した刃先23とを有し、環状壁21にはその両端で相対向する両当接縁21aを折曲して形成している。また、このレバー9,10においては、リング刃19,20に対しその環状壁21の両当接縁21aで連続する両折曲板24,25を互いに重合している。【効果】製造作業を簡単に行うことができる。
請求項(抜粋):
内視鏡を介して体内に挿入される連動索(2)の先端部に設けた処置部(3)を操作部(1)により遠隔操作して作動させる内視鏡用処置具にあって、その処置部(3)で互いに開閉動可能に支持する一対の採取刃体(6,7)を製造する方法において、板状加工素材(28)から、帯状リング刃素材(30)と、その両端で連続するレバー素材(31)とを一体成形して採取刃体素材(29)を形成し、この帯状リング刃素材(30)の両周縁(30a,30b)のうち一方の周縁(30a)に刃先(23)を形成し、この採取刃体素材(29)の帯状リング刃素材(30)を環状に折曲して、前記刃先(23)を有する環状壁(21)と、それに囲まれる貫通孔(22)とを形成するとともに、この採取刃体素材(29)の両レバー素材(31)を折曲して、前記環状壁(21)の両端で相対向する両当接縁(21a)から連続する両折曲板(24,25)を互いに重合させることにより、リング刃(19,20)とレバー(9,10)とを一体成形してなる採取刃体(6,7)を製造することを特徴とする内視鏡用処置具における処置部用リング状採取刃の製造方法。
IPC (3件):
A61B 17/32 330 ,  A61B 1/00 334 ,  A61B 10/00 103
FI (3件):
A61B 17/32 330 ,  A61B 1/00 334 D ,  A61B 10/00 103 E

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