特許
J-GLOBAL ID:200903076566432279

膜-電極構造体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐藤 辰彦 ,  千葉 剛宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-371048
公開番号(公開出願番号):特開2004-193109
出願日: 2003年10月30日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】十分なガス拡散性を備える電極触媒層を形成できる膜-電極構造体の製造方法、該構造体を備える固体高分子型燃料電池、該燃料電池を用いる電気機器、輸送用機器を提供する。【解決手段】スルホン化ポリアリーレン系ポリマー溶液から高分子電解質膜1を形成する。触媒粒子と、パーフルオロアルキレンスルホン酸高分子化合物溶液と、孔部形成材料とからなる触媒ペーストを、接触角55〜105°のシート状支持体2上に塗布、乾燥し、多孔性電極触媒層3a,3bを形成する。高分子電解質膜1の両面に電極触媒層3a,3bを1〜5MPaの圧力で熱転写して接合する。電極触媒層3a,3b上に拡散層7,7を積層して、加熱下に0.5〜4MPaの圧力で加圧し、高分子電解質膜1、電極触媒層3a,3b、拡散層7,7を一体化する。電極触媒層3a,3bは、溶媒の含有量が全体の20重量%以下になるまで乾燥した後、高分子電解質膜1に熱転写する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
スルホン化ポリアリーレン系ポリマーの溶液から高分子電解質膜を形成する工程と、 触媒を炭素粒子に担持させた触媒粒子と、パーフルオロアルキレンスルホン酸高分子化合物の有機溶媒溶液と、孔部形成材料とからなる触媒ペーストをシート状支持体上に塗布し、乾燥させて、多孔性の電極触媒層を形成する工程と、 該高分子電解質膜の両面に該電極触媒層を熱転写して接合する工程と、 該シート状支持体を剥離した後、各電極触媒層の上に拡散層を積層して、加熱下に加圧することにより、該高分子電解質膜と、該電極触媒層と、該拡散層とを接合して一体化する工程とを備える膜-電極構造体の製造方法において、 前記電極触媒層は、溶媒の含有量が該電極触媒層全体の20重量%以下の範囲になるまで乾燥した後、前記高分子電解質膜に熱転写して接合することを特徴とする膜-電極構造体の製造方法。
IPC (4件):
H01M8/02 ,  H01M4/88 ,  H01M8/00 ,  H01M8/10
FI (5件):
H01M8/02 E ,  H01M8/02 P ,  H01M4/88 K ,  H01M8/00 Z ,  H01M8/10
Fターム (20件):
5H018AA06 ,  5H018BB01 ,  5H018BB03 ,  5H018BB06 ,  5H018BB08 ,  5H018DD08 ,  5H018EE17 ,  5H018HH00 ,  5H018HH05 ,  5H018HH09 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB02 ,  5H026BB03 ,  5H026BB04 ,  5H026CX05 ,  5H026EE17 ,  5H026HH00 ,  5H026HH05 ,  5H026HH09
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (6件)
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