特許
J-GLOBAL ID:200903076574478113

車両用クラッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-256391
公開番号(公開出願番号):特開平8-119002
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 車両発進時のもたつき感や違和感を解消して発進性能を向上させるとともに、走行抵抗の大きい場所でのスリップ制御に起因する発進性能の著しい悪化,クラッチの発熱などを防止し、更にスリップ制御時にエンジン回転速度が低下してエンジントラブルを生じることを防止する。【構成】 クラッチ係合油圧係数kおよび推定エンジントルク〔TE 〕に基づいてクラッチトルクTCLがk・〔TE 〕となるように車両発進時のスリップ制御を行う際に、スリップ制御を開始してから一定時間t1 を経過するまではkとしてk1 =0.8〜0.9を選定し、t1 に達したらk2 =1.1〜1.2を選定し、その状態でエンジン回転速度ωE が下限値ωElim以下になったらk3 =1を選定する。
請求項(抜粋):
エンジン出力を伝達,遮断するクラッチを車両発進時にスリップ係合させる車両用クラッチ制御装置であって、エンジントルクを検出するエンジントルク検出手段と、前記クラッチの従動側回転部材の回転速度が前記エンジンの回転速度に略到達したか否かを判断する等速回転判断手段と、該等速回転判断手段によって前記従動側回転部材の回転速度が前記エンジンの回転速度に略到達した旨の判断が為されるまでは、クラッチトルクが前記エンジントルクより所定量だけ小さな値となるように前記クラッチをスリップ係合させる第1スリップ制御手段と、前記等速回転判断手段によって前記従動側回転部材の回転速度が前記エンジンの回転速度に略到達した旨の判断が為された場合に、前記クラッチを完全係合させる完全係合制御手段とを有することを特徴とする車両用クラッチ制御装置。
IPC (2件):
B60K 41/02 ,  F16D 48/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-126439
  • 特開昭59-106750

前のページに戻る