特許
J-GLOBAL ID:200903076578719301

内燃機関の失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139743
公開番号(公開出願番号):特開平10-110649
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】失火検出の精度の飛躍的な向上を図ることのできる内燃機関の失火検出装置を提供する。【解決手段】エンジン1の回転を検出する回転数センサ25の検出結果等に基づき、エンジンECU30は、各気筒毎の回転変動を割り出し、その結果と所定の学習値との差が基準値を上回るときに失火と判定し、失火表示ランプ12を点灯させる。ECU30は、そのときどきのエンジン回転数に対する基準値をマップとしてもち、負荷相当値の大きさが当該基準値よりも小さい値であれば、原則として学習値の学習、更新を許容する。このため、燃料カット時においてしか学習更新が認められていなかった従来技術とは異なり、広い領域に渡って、学習値の学習、更新が許容され、当該学習、更新が実行される機会が飛躍的に増大し、失火の判定に用いられる学習値の信頼性が高められる。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転を検出する回転検出手段と、前記回転検出手段の検出結果に基づき、前記内燃機関の各気筒毎の回転変動を割り出す回転変動割出手段と、少なくとも前記内燃機関の回転数及び前記内燃機関に対する負荷を含んでなる前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記回転変動割出手段にて割り出された回転変動に基づいて学習値を認定し、記憶する学習値認定記憶手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記学習値認定記憶手段にて記憶されている学習値を学習し、更新する学習値更新手段と、前記回転変動割出手段の割り出し結果から、前記学習値を減算した値が所定の判定値を上回るときに、対応する気筒が失火しているものと判定する失火判定手段とを備えた内燃機関の失火検出装置であって、そのときどきの前記回転数に対する負荷の大きさが、前記回転変動に対する前記内燃機関の燃焼の影響が少なくなるような所定値以下のときにのみ、前記学習値更新手段による学習値の学習、更新を許容するようにしたことを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 340 ,  F02D 45/00 362 ,  G01M 15/00
FI (4件):
F02D 45/00 368 Z ,  F02D 45/00 340 C ,  F02D 45/00 362 J ,  G01M 15/00 Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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