特許
J-GLOBAL ID:200903076586423020
NAD(P)Hを比色検出するための方法および薬剤、ならびにニトロソアニリン化合物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-068581
公開番号(公開出願番号):特開平7-010814
出願日: 1994年04月06日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 干渉に対して殆んど影響されず、容易に実施することができ、かつ特異的反応の結果として容易に目で見て評価することができる可視光線の全波長範囲に亘って色を発生させるNAD(P)H依存形デヒドロゲナーゼを使用して検出することができるNAD(P)H、殊に分析物を検出するためのより敏感な比色検定法。【構成】 NAD(P)Hを酵素ベンジルアルコールデヒドロゲナーゼと、電子受容体としての一般式I:【化1】で示されるニトロソアニリン化合物の存在下に反応させ、この場合、このニトロソアニリン化合物は、この方法で着色されたキノンジイミンに酵素的に還元され、キノンジイミンをNAD(P)Hの量の測定値として測定する。
請求項(抜粋):
NAD(P)H、または反応してNAD(P)Hを形成させる酵素の基質である分析物を、直接色素原電子受容体の存在下でのNAD(P)H酸化酵素の酸化およびNAD(P)Hの量の測定値としての還元された電子受容体の検出により比色検出するための方法において、NAD(P)Hを酵素ベンジルアルコールデヒドロゲナーゼと、電子受容体としての一般式I:【化1】〔式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基またはアリールチオ基、必要に応じてカルボキシ、PO3H2、ジアルキルホスフィニルもしくはSO3Hによって置換されたアルキル基またはアルキレン基、必要に応じて1回または2回アルキルによって置換され、さらに必要に応じてヒドロキシ、PO3H2、SO3Hもしくはカルボキシによって置換されていてもよいアミノ基を表わし、Rはキノンジイミン系との電子共役によって色を形成する残基を表わす〕で示されるニトロソアニリン化合物の存在下に反応させ、この場合、このニトロソアニリン化合物は、この方法で着色されたキノンジイミンに酵素的に還元され、キノンジイミンをNAD(P)Hの量の測定値として測定することを特徴とする、NAD(P)Hを比色検出するための方法。
IPC (4件):
C07C211/52
, C12Q 1/32
, G01N 21/27
, G01N 33/52
引用特許:
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