特許
J-GLOBAL ID:200903076605074997

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-312393
公開番号(公開出願番号):特開2000-142319
出願日: 1998年11月02日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 装置の大型化を抑制すると共に、ウエビングの遊びが大きい場合でも、プリテンショナ作動時にウエビングを確実に緊張状態とするまで巻取軸へ巻き取る。【解決手段】 ラック34は、ピニオン29側の側端面に歯40Aが連続的に形成された歯部40と、この歯部40をピストン38へ連結したロッド部41とからなり、歯部40の一側面に設けられた一対のガイドピン42は側板14上へ固定されたガイドフレーム33のガイド溝46へ挿入されている。プリテンショナの作動時にピストン38からの押圧力を受ける歯部40は、ガイドピン42がガイド溝46の平行部46D内にある区間ではピッチ線に沿って移動し、ガイドピン42がガイド溝46の傾斜部46Eへ入るとピニオン29から離間する方向へ移動し、ピニオン29から離脱して停止する。従って、ラック34に拘束されることなくスプール15は巻取方向Wへの慣性回転が可能となる。
請求項(抜粋):
車両の緊急減速時に乗員拘束用ウエビングを乗員拘束方向へ緊張させるプリテンショナを有するウエビング巻取装置であって、前記ウエビングの一端が固着された巻取軸と、隣接するギヤが互いに噛み合う複数枚のギヤからなり、前記プリテンショナ作動時に外部からの駆動力を受ける駆動ギヤが予め設定された始端位置から終端位置まで駆動されて前記巻取軸をウエビング巻取方向へ回転させ、しかも前記駆動ギヤの駆動完了時に少なくとも隣接した一対のギヤ間を離間させて前記巻取軸の前記ウエビング巻取方向への慣性力による回転を可能とするギヤ列機構と、を有することを特徴とするウエビング巻取装置。
Fターム (1件):
3D018MA02

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