特許
J-GLOBAL ID:200903076605546805

外装用段ボール箱

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 清水 久義 ,  高田 健市 ,  清水 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-191799
公開番号(公開出願番号):特開2007-008529
出願日: 2005年06月30日
公開日(公表日): 2007年01月18日
要約:
【課題】 接着テープで封緘する外装用段ボール箱として、刃物等の格別な道具を使用せずに、容易に確実に開封操作を行え、開封後の小箱体等の内容物の取り出しを容易に行えるものを提供する。【解決手段】 四周側板部1〜4及び底板部と、一方の対向する側板部1,2から延設された一対の蓋フラップ6,7と、他方の対向する側板部3,4から延設された一対の蓋受けフラップ10,11とを備え、内側に折り込んだ両蓋受けフラップ10,11上に両蓋フラップ6,7を折り付けて閉じ合わせ、接着テープTを蓋受けフラップ10側の側板部3の上部から蓋フラップ6,7の閉じ合わせ縁に沿って貼着して封緘するようにした外装用段ボール箱B1において、接着テープTの端部Taを貼着する側板部3の上部に、テープ貼着部分を含む領域を破断誘導線14,18の破断操作によって独立の段ボール片Pとする切り離し部16が形成され、開封時に、切り離した段ボール片Pと一体に接着テープTを閉じ合わせ縁から引き剥がすように構成されている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
四周側板部及び底板部と、一方の対向する側板部から延設された一対の蓋フラップと、他方の対向する側板部から延設された一対の蓋受けフラップとを備え、内側に折り込んだ両蓋受けフラップ上に両蓋フラップを折り付けて閉じ合わせ、接着テープを蓋受けフラップ側の側板部の上部から前記蓋フラップの閉じ合わせ縁に沿って貼着して封緘するようにした外装用段ボール箱において、 前記接着テープの端部を貼着する側板部の上部に、テープ貼着部分を含む領域を破断誘導線の破断操作によって独立の段ボール片とする切り離し部が形成され、 開封時に、前記破断誘導線の破断操作で前記段ボール片を切り離し、この段ボール片と一体に接着テープを前記閉じ合わせ縁から引き剥がすように構成されてなる外装用段ボール箱。
IPC (1件):
B65D 5/54
FI (1件):
B65D5/54 301D
Fターム (15件):
3E060AA03 ,  3E060AB05 ,  3E060BA03 ,  3E060BC02 ,  3E060CE04 ,  3E060CE07 ,  3E060CE12 ,  3E060CE18 ,  3E060CE19 ,  3E060CE22 ,  3E060CF05 ,  3E060CG03 ,  3E060CG12 ,  3E060DA14 ,  3E060EA06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 実開平6-76031号公報
  • 実開昭58-928号公報 しかしながら、前記の切り込みと潰し加工を施した外装用段ボール箱では、潰し加工部分から切り込みの段ボール表面紙層を剥離する際の確実性に乏しく、紙層がうまく剥がれなかったり、紙層が破断して接着テープの端部に繋がらなかったりする懸念があり、また潰し加工のために加工コストが高く付く上、潰し加工部分で箱強度が低下するという問題があった。一方、蓋フラップの基部の切り込みから側板部下縁に続く切り取り部を形成した外装用段ボール箱では、開封性の問題が未解決のままで、切り取り部の形成にコストがかかることになる。
審査官引用 (2件)

  • 公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-083310   出願人:協和ダンボール株式会社
  • 特許第6471120号

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