特許
J-GLOBAL ID:200903076611411385

ブラシレスモータの停止位置検出方法及びブラシレスモータの駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-060711
公開番号(公開出願番号):特開平7-274585
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 センサ素子を用いずに、静的な方法でロータの回転停止位置を検出することにより、ロータ振動や逆転が無くて滑らかに始動させることができ、立ち上がり速度も速く、しかも小型化が可能のブラシレスモータの停止位置検出方法を実現すること。【構成】 起動時の励磁信号の周波数よりも高周波の診断信号Tが巻線U,V間に印加されると、ロータは動かないが、巻線Wには相互誘導による誘導電圧信号Sが観測される。この誘導信号Sは、ロータの回転停止位置に応じ、巻線Wが対面するロータの磁極の面積(磁極数)や極性で決まるヨークの磁気抵抗値(相互インダクタンスM)を反映しており、位相とレベル(電圧値)が周期的に変化する。誘導信号Sを検出してその位相や電圧値等によりロータの回転停止位置(励磁相)を特定することができる。
請求項(抜粋):
n相の励磁巻線と極数2Nのロータとを備えたブラシレスモータにおいて、起動時の励磁信号の周波数よりも高周波数の診断信号を前記n相の励磁巻線のうち単一巻線又は2以上の直列接続の巻線に印加すると同時に、その直列接続のいずれかの巻線又はその余の1若しくは2以上の巻線に生じる誘導電圧信号を検出することにより前記ロータの停止位置を特定することを特徴とするブラシレスモータの停止位置検出方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-069489

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