特許
J-GLOBAL ID:200903076614118697

ロータリダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-218664
公開番号(公開出願番号):特開平8-082333
出願日: 1994年09月13日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 温度変化に基づく減衰力変動を低減することができるロータリダンパの提供。【構成】 軸心部に回転軸1が回転可能に設けられたハウジング2内において、ハウジング2に対しては回転伝達が可能で軸方向には相対摺動可能に係合され、回転軸1に対しては回転および軸方向摺動が可能で回転軸1との間に密閉室Aを形成するサブハウジング3を備え、回転軸1とサブハウジング3には側面が軸方向に対面する環状プレート4,16が設けられ、ハウジング2とサブハウジング3との間には両者の軸方向相対摺動によりその体積を変化させる受圧室Bと、受圧室Bの体積を減少させる方向で両プレート4,16相互の軸方向間隔Yを最も開く方向にサブハウジング3を付勢する皿ばね17が設けられ、サブハウジング3には受圧室Bと密閉室Aとを連通する連通孔3gが形成され、密閉室Aと受圧室Bには粘性流体12が充満されている。
請求項(抜粋):
略円筒状のハウジングと、該ハウジングの軸心部に回転可能に設けられた回転軸と、ハウジング内において該ハウジングに対しては回転伝達が可能で軸方向には相対摺動可能な状態に係合されると共に回転軸に対しては回転および軸方向摺動が可能な状態に設けられることにより回転軸との間に密閉室を形成するサブハウジングと、を備え、前記回転軸の外周とサブハウジングの内周には密閉室内において側面が互いに軸方向に対面する状態で所定数の円盤状プレートがそれぞれ設けられ、前記ハウジングとサブハウジングとの間には両者の軸方向相対摺動によりその体積を変化させる受圧室が形成されると共にサブハウジングには受圧室と密閉室とを連通する連通孔が形成され、前記ハウジングとサブハウジングとの間には受圧室の体積を減少させる方向でかつ両プレート相互の軸方向間隔を最も開く方向にサブハウジングを摺動付勢する付勢手段が設けられ、前記密閉室と受圧室には粘性流体が充満されていることを特徴とするロータリダンパ。
IPC (3件):
F16F 9/12 ,  B60G 13/08 ,  F16F 9/52

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