特許
J-GLOBAL ID:200903076619353619

CPUシミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-339242
公開番号(公開出願番号):特開平8-185341
出願日: 1994年12月29日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 CPUシミュレータに於いて、ファイルに保存する状態情報を少なくしてもターゲットプログラムを同一の地点から再実行できるようにする。【構成】 ターゲットプログラムの所定地点から何回かデバッグを行う場合、上記所定地点の直前の地点を最初に実行した時に初期状態から状態が変化したターゲットCPUのレジスタ,メモリの各アドレス等の状態を状態保存ファイル32に保存しておく。その後、上記所定地点以降を実行する時には、更新位置記憶テーブル42に格納されている各レジスタ,メモリの各アドレス等に対応するフラグの内、状態が更新された資源に対応するフラグをオンにする。そして、再度、上記所定地点からデバッグを行う場合は、状態保存ファイル32に保存されている内容と更新位置記憶テーブル42中の内容とに基づいて、状態を上記所定地点の直前の地点を最初に実行した時の状態に復元する。
請求項(抜粋):
シミュレーション対象となるターゲットCPUのターゲットプログラムにかかる動作をシミュレーションするCPUシミュレータに於いて、前記ターゲットプログラムにかかる前記ターゲットCPUの動作をシミュレーションした時に状態が更新される可能性があり、且つ初期状態が決まっている前記ターゲットCPUの資源それぞれについてのフラグを有する更新位置記憶テーブルと、前記ターゲットプログラムにかかる前記ターゲットCPUの動作をシミュレーションしている時に前記資源の状態が更新された時、状態が更新された資源に対応する前記更新位置記憶テーブル中のフラグを更新済みを示すものに変更する更新位置記憶回路と、前記ターゲットプログラムが或る地点まで実行された時の前記更新位置記憶テーブルの内容と、前記更新位置記憶テーブル中のフラグが更新済みを示している資源の状態とを状態保存ファイルに保存すると共に、前記更新位置記憶テーブルをクリアする保存処理手段と、前記CPUシミュレータの状態復元時、前記更新位置記憶テーブル中のフラグが更新済みを示している各資源について、前記状態保存ファイルに保存されている対応するフラグが更新を示している場合には、その状態を前記状態保存ファイルに保存されている状態に復元し、前記状態保存ファイルに保存されている対応するフラグが未更新を示している場合は、その状態を初期状態に復元する復元処理手段とを備えたことを特徴とするCPUシミュレータ。
IPC (2件):
G06F 11/28 340 ,  G06F 11/22 340

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