特許
J-GLOBAL ID:200903076621722338

トラクションコントロール方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-148986
公開番号(公開出願番号):特開平7-004283
出願日: 1993年06月21日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】登坂路、深雪路あるいは悪泥路等の非駆動輪に比較的大きな回転抵抗が作用する路面でも、TRCをできるだけが正確に行うとともに、車両が運転者の意志通りにこのような路面を走行できるようにする。【構成】スリップ率に対するエンジン減速指示値を決定するためのパラメータとして、通常時のパラメータ(1)と、小エンジン減速パラメータ(2)とが設定されている。車両が平坦路から登坂路へ移行して、前輪1,2の車輪速が低下し、みかけ上スリップ率が(b ́ーa ́)/a ́と大きくなった場合、TRCのエンジン減速指示値は、小エンジン減速パラメータ(2)にしたがってe2に設定され、この値e2は、通常時のパラメータ(1)で決定されるスリップ率(b ́ーa ́)/a ́に対するエンジン減速値e3よりかなり小さい。したがって、このような場合にも、エンジンが大きく減速されることはない。
請求項(抜粋):
車両の非駆動輪および駆動輪の各車輪速をそれぞれ検出し、前記非駆動輪の車輪速に基づいて車体速を求めるとともに、この車体速と前記駆動輪の車輪速とから設定される空転量に基づいて前記駆動輪に空転傾向が発生しているかを判断し、前記駆動輪に空転傾向が発生していると判断したとき、空転傾向駆動輪の回転駆動力を空転傾向が解消するように調整するトラクションコントロール方法において、トラクションコントロールが開始された後、現行の車体速がトラクションコントロール開始時の車体速より所定値以上小さいか判断し、前記現行の車体速が前記トラクションコントロール開始時の車体速より所定値以上小さいと判断したとき、前記駆動輪の前記空転傾向の許容量を大きく設定することをことを特徴とするトラクションコントロール方法。
IPC (3件):
F02D 29/02 311 ,  B60K 28/16 ,  B60T 8/58

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