特許
J-GLOBAL ID:200903076624564172

定着部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-102205
公開番号(公開出願番号):特開平10-293487
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】トナー像と接する定着部材表面が少なくとも焼成されたフッ素樹脂よりなり、フッ素樹脂にイオン導電性電気抵抗制御材とドーピング材を混合した懸濁液を用い、所定の温度で焼成することにより、その表面抵抗が1×105 Ω/□〜1×1014Ω/□の範囲に形成し、帯電防止機能を発揮させることにより、静電オフセットを防止でき、表面抵抗値を精密に調整できる定着部材を提供する。【解決手段】定着装置50は加熱部と加圧ローラによって構成され、加熱部は定着フィルム1、セラミックヒータ3、フィルムガイド2から構成される。定着器は加圧ローラ4によって駆動を受け、転写材(紙)20と定着フィルム1は加圧ローラ4に従動する。定着フィルムはシームレスポリイミド基材フィルムの表層にフッ素樹脂がフィルム状に積層されたものであり、イオン導電性電気抵抗制御材として有機リン塩など、及びドーピング材としてアンチモン等が添加されている。
請求項(抜粋):
トナー像を加熱溶融させて転写材に定着させる定着装置であって、トナー像と接する定着部材表面が、焼成されたフッ素樹脂を含み、フッ素樹脂にイオン導電性電気抵抗制御材とドーピング材を混合した懸濁液を塗布し、焼成することにより、その表面抵抗が1×105 Ω/□〜1×1014Ω/□の範囲に形成されていることを特徴とする定着部材。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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