特許
J-GLOBAL ID:200903076626784072

軸流送風機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310228
公開番号(公開出願番号):特開平8-165999
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】単段あるいは段間距離の広い多段の軸流送風機において高い効率を持つ軸流送風機を提供する。【構成】回転円環翼列の回転軸を軸とする円筒面上に表れる翼形を平面に展開したときの翼形の反り線の前縁における接線と後縁における接線との成す角を反り角と定義するとき、前記回転円環翼列もしくは静止円環翼列を、反り角が内周側の壁面付近と外周側の壁面付近の中間で最大となる翼(1,3)により構成する。【効果】動翼では2次流れ損失の減少とともに、内外周中間の高効率部分の仕事量が大きく、壁面付近の低効率部分の仕事量が小さいから、動力が全体として高効率で流れに伝達される。また外周側翼端の漏洩損失も低減される。静翼が、内周あるいは外周の一方では軸流送風機の回転軸に対して直角(放射状)であるので溶接による組立てが容易である。また他方の壁面では回転方向に傾斜しかつ反り角が内外周の中間で最大であるので2次流れによる損失が少ない。
請求項(抜粋):
回転円環翼列を構成する翼と、この翼を固定する内周側の壁と、静止円環翼列と、この翼を固定する外周側の壁と、前記回転円環翼列を支承回転せしめる手段と、これら回転円環翼列、静止円環翼列及び回転円環翼列を支承回転せしめる手段を収容するケ-シングとを備える軸流送風機において、前記回転円環翼列の回転軸を軸とする円筒面上に表れる翼形を平面に展開したときの翼形の反り線の前縁における接線と後縁における接線との成す角を反り角と定義するとき、前記回転円環翼列もしくは静止円環翼列を、反り角が内周側の壁面付近と外周側の壁面付近の中間で最大となる翼により構成することを特徴とする軸流送風機。

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