特許
J-GLOBAL ID:200903076629241185

2方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077167
公開番号(公開出願番号):特開平5-302632
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 正・逆両回転方向のロック機能と空転機能とを具え、しかもその切換えを容易に行なうことができる2方向クラッチを提供する。【構成】 外輪1には複数のクラッチ溝1bが円周等間隔に形成されており、各クラッチ溝1b部分で、回転軸8の外周面との間に正・逆両回転方向に対称なクサビ空間が形成される。ころ3はこのクサビ空間に係合・離脱可能に配され、樹脂製の保持器2のポケット2aの両側壁にそれぞれ配置されたバネ部材9によって両側から弾圧されている。突状のドラグ突起5は保持器2の内径部に一体に形成されている。また、ドラグ突起5の先端は、回転軸8の外周面に締代をもって弾性的に接触している。例えば回転軸8が時計方向に回転すると、ドラグ突起5と回転軸8の接触部に発生する摩擦力によって保持器2が時計方向に揺動する。
請求項(抜粋):
内周面に複数のクラッチ溝を有し、各クラッチ溝部分で、制御すべき回転軸との間に正・逆両回転方向に対称なクサビ空間を形成する外輪と、前記クサビ空間に係合・離脱可能に配されたころと、前記外輪の内径部に揺動可能に挿入され、前記ころを収容するポケットを具えた樹脂製の保持器と、前記保持器の揺動を制御するためのストッパ手段とを有するものであって、前記保持器の内径部に、前記回転軸の外周面に締代をもって接触する突状のドラグ突起が一体に形成されたことを特徴とする2方向クラッチ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-189670

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