特許
J-GLOBAL ID:200903076629640535

マルチキャリア復調方法及びマルチキャリア復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-352639
公開番号(公開出願番号):特開2003-152672
出願日: 2001年11月19日
公開日(公表日): 2003年05月23日
要約:
【要約】【課題】ガードインターバルを越える遅延時間差を持つ遅延波が到来しても誤り率が大きく劣化しないマルチキャリア復調装置。【解決手段】使用シンボル抽出部31では、N+(NT<SB>GI</SB>/T)個の複素ディジタル信号から有効シンボルの末尾からM'点(L≦M'<N+(NT<SB>GI</SB>/T))を抽出する。ここでT+T<SB>GI</SB>-(M'T/N)は最も遅い遅延波との時間差よりも大きい。第1の行列演算及び線形演算部321では、L本のサブキャリアの番号の集合{k<SB>p</SB>}と、M'点のサンプリング番号の集合{n<SB>q</SB>}から、q行p列がexp(2πjk<SB>p</SB>n<SB>q</SB>/N)のM'行L列の行列(L<M')の一般逆行列(L行M'列)を求め、L'本のパイロットキャリアの番号の集合{k<SB>p1</SB>}に対応する行を抜き出したL'行M'列の行列を計算してL'本のパイロットキャリアの複素信号X(k<SB>p1</SB>)から成る列ベクトルを得る。L'本のパイロットキャリアの波形x'(n<SB>q</SB>)を生成してM'個の複素数x(n<SB>q</SB>)-x'(n<SB>q</SB>)から、残りのL-L'本のサブキャリアの複素信号X(k<SB>p2</SB>)を求める。
請求項(抜粋):
有効シンボル長がT、N本のサブキャリアの隣り合う周波数間隔が1/Tで、N-L本(L≦N)のサブキャリアがヌルキャリアであり、L本のサブキャリアのうちパイロットキャリアがL'本(L'<L)であるマルチキャリア変調信号を受信し、各サブキャリアに分離復調するマルチキャリア復調方法において、遅延波の遅延時間差を推定し、推定された遅延時間差を基に、遅延波による波形歪みの生じている部分を含まないように有効シンボル長Tから長さTM/N(L≦M≦N)の使用シンボルとなる部分を決定し、サンプリング間隔T/Nで直交復調された複素ディジタル信号から、前記使用シンボル部分M点を用いて、L'本のパイロットキャリアを分離復調し、当該分離復調されたL'本のパイロットキャリアを用いて復調前の前記使用シンボルとなる部分からL'本のパイロットキャリアの成分を削除し、L'本のパイロットキャリアの成分を削除した復調前の前記使用シンボルとなる部分から残りのL-L'本のサブキャリアを分離復調することを特徴とするマルチキャリア復調方法。
Fターム (6件):
5K022AA22 ,  5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD18 ,  5K022DD32 ,  5K022DD43

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