特許
J-GLOBAL ID:200903076636201091
コンクリート建造物用防護柵の取付方法及び取付装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
細井 貞行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-383443
公開番号(公開出願番号):特開2002-250108
出願日: 2001年12月17日
公開日(公表日): 2002年09月06日
要約:
【要約】【課題】構造筋を避けた柵設置部への固定穴の穿設が可能で、又、柵設置部との一体化を図った柵支柱の取り付け設置が可能で、又、工期の大幅な短縮と低コストの実現、更に柵設置部の水平度等の仕上がり状態を問わず各柵支柱のレベル調節を可能にした防護柵の取付方法及びその装置を提供する。【解決手段】柵設置部Bに固定孔2を穿設し、該固定孔2に芯材3を、固定孔2から突出させた状態で挿入し、該芯材3を柵支柱1の下端内部にフリーに挿入内在させて該柵支柱1を柵設置部Bに直立させ、同柵支柱1の下端外周と柵設置部Bとに亘り型材ブロック4をセットして柵設置部Bとの間に生じる隙間14を塞ぐ。次に柵支柱1に設けた注入口5から該注入口5に達する充填レベルにて柵支柱1内、固定穴2内へと亘り接着充填剤6を注入し、接着充填材6が硬化した後に型枠ブロック4を撤去するようにしたことで、構造筋13を避けた固定穴2の穿設を可能とし、又、固定穴2から柵支柱1内に亘り一体に立ち上げた内部に芯材3を有する結合支柱12で柵支柱1を柵設置部Bに一体化、強靭に固定する。
請求項(抜粋):
建造物の柵設置部に固定孔を穿設し、該固定孔に芯材を、固定孔から突出させた状態で遊嵌状に挿入し、次に前記芯材の突出側を、中空筒状を呈する柵支柱の下端内部にフリーに挿入内在させて柵支柱を柵設置部に直立させた後、適度の弾性を備え且つ接着充填材が付着しない濡れ性を有する材質からなる型枠ブロックを、前記柵支柱の下端外周と柵設置部とに亘りセットせしめて該下端開口部と柵設置部との間に生じる隙間を塞いだ後、前記柵支柱の側壁に設けた注入口から該注入口に達する充填レベルにて前記柵支柱内、固定穴内へと亘り少なくとも適宜の流動性を有する前記接着充填剤を注入し、該接着充填材が硬化せしめた後に前記型枠ブロックを撤去することを特徴とするコンクリート建造物用防護柵の取付方法。
Fターム (5件):
2E101HH18
, 2E101LL02
, 2E101LL11
, 2E101LL22
, 2E101PP00
引用特許:
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