特許
J-GLOBAL ID:200903076638914222

半自走型摘採機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-231810
公開番号(公開出願番号):特開平7-079631
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 作業者の重量負担を軽減し、さらには摘採した摘採物を確実に走行装置側の畝間に吹き落とす半自走型摘採機を提供することを目的とする。【構成】 走行装置1側に位置する側板32を、進行方向に対し後部が前記走行装置1側に屈曲するように形成し、送風機38とエンジン39とをフレーム31の裾側に配設すると共に、該送風機38に連通する送風ダクト38aを前記フレーム31に沿って配置しかつ該送風ダクト38aの開口部を前記屈曲した側板32に臨むように開口し、さらに送風ダクト38aの吐出口近傍に上記屈曲側板32の屈曲方向へ向けて吹出口を開口した吐出管38cが設ける。また、上記送風機38の下面に開口する吸気口に対向して、全面に径の小さい多数の通風孔が設けられている多孔板4を、該送風機38の下面と所要の対向間隔をあけて対向配置する。
請求項(抜粋):
茶樹畝を挾んで一方の畝間を自走する走行装置と、茶樹畝の上を移動させる摘採装置とを有し、該摘採装置の裾側を前記走行装置に上下動可能に支持させて一方の畝間を歩行する第1の作業者が前記走行装置を操縦し、前記摘採装置の頂部側に備えているハンドル部材を、他方の畝間を歩行する第2の作業者が支持して畝列方向へ移動させる半自走型摘採機において、上記摘採装置は、茶樹畝の巾方向へ弯曲して延びるフレームと、フレームの左右端部に配置される側板と、左右の側板間に跨って茶樹畝形状に弯曲して支持されるバリカン刃と、前記バリカン刃を駆動するエンジンと、前記エンジンにより駆動される送風機とを具備し、上記エンジンおよび送風機を上記フレームの裾側に搭載して、該送風機の吐出口に連通された送風ダクトをフレームの頂部側へ迂回させて先端を折り返し、ダクト先端の吹出口がバリカン刃にて剪枝された枝,葉を裾側方向へ吹き飛すように開口すると共に、フレームの裾側の側板を、進行方向の後部が畝間方向へ向くように屈曲させ、且つ送風ダクトの吐出口近傍には上記側板の屈曲方向へ向けて吹出口を開口した吐出管を設けてなることを特徴とする半自走型摘採機。

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