特許
J-GLOBAL ID:200903076645200375
ワイヤハーネスの防水具および該防水具を用いた防水構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-025555
公開番号(公開出願番号):特開平10-224941
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 水分が電線間の微少な隙間を浸透する毛細管現象を遮断して車室側への侵水を防止し、水分による電気系統への悪影響をなくす。【解決手段】 自動車のエンジンルーム1と車室2とを仕切るパネル3に穿設した貫通穴3aに取付けたグロメット4にワイヤハーネスW/Hを挿通し、エンジンルーム1側のワイヤハーネスW/Hの外周面に、両端開口の筒部を中間部でL字形状に屈折させた防止具5をグロメット4に連結して取付け、かつ防止具5の下向き筒部5cから露出するワイヤハーネスW/Hの部分はテープ巻きせずに電線群6を露出させる。グロメット4近傍のエンジンルーム1側のワイヤハーネスW/Hは、部分的に密閉されることなく電線間の隙間が大きなものとなり、しかも自動車の下方向(矢印Q方向)に配索されることとなり、毛細管現象をエンジンルーム1側で遮断でき、水分は自重で落下する。
請求項(抜粋):
自動車のエンジンルームと車室とを仕切るパネルに穿設した貫通穴にグロメットを介して貫通させたワイヤハーネスに対して、エンジンルーム側でグロメットに連結させて取り付ける防水具であって、両端開口の筒部を中間部でL字形状に屈折させて、下向き筒部と横向き筒部とに分けると共に、該筒部を軸線方向に沿って半割りして、該割線に沿った一端側を薄肉ヒンジ部を介して連結すると共に、他端側を分離しておき、上記横向き筒部および下向き筒部の分離側を開いてワイヤハーネスに軸線方向と直交する方向から被せて、テープ巻きで横向き筒部を閉鎖すると共にワイヤハーネスに固定し、上記横向き筒部の先端を上記グロメットのエンジンルーム側先端部と連結固定する構成としていることを特徴とするワイヤハーネスの防水具。
IPC (5件):
H02G 3/02 301
, B60R 16/02 622
, B60R 16/02 623
, H02G 3/22
, H02G 3/28
FI (5件):
H02G 3/02 301 H
, B60R 16/02 622
, B60R 16/02 623 T
, H02G 3/22 A
, H02G 3/28 F
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