特許
J-GLOBAL ID:200903076649580890

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-052168
公開番号(公開出願番号):特開平7-146574
出願日: 1994年03月23日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【構成】【化1】〔A,A’はアルキル、アリール、複素環基を示し、R1,R2は水素、C1〜4のアルキル、アリール(ただしR1,R2は両方とも水素である場合は除く)、a,a′は水素、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、Xは酸素、硫黄、または式【化2】(R3,R4はそれぞれ水素、C4以下のアルキル、アリール)の二価の炭化水素基、もしくは式【化3】(Bはメチル基を含んでもよいC3〜6のポリメチレン基)で示される二価の単環式飽和炭化水素基〕で示されるエナミン化合物を含有する電子写真感光体。【効果】 本発明の感光体は高感度で、高耐久性を有する有機系の電子写真感光体であり、無機系のものにくらべて、無毒で、資源的にも問題がなく、透明性がよく、軽量で成膜性も容易で、正負の両帯電性を有しており、感光体の製造も容易という有機系感光体の利点を備えていると共に、温度、湿度に対する安定性に優れ、かつ帯電特性が高く、繰り返し使用でも光感度の低下がほとんど起らないなど優れた特性を備えている。
請求項(抜粋):
導電性支持体上に形成せしめた感光層中に一般式(I)【化1】〔式中A,A’は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよい複素環基を示し、R1,R2は水素、炭素数1〜4のアルキル基、置換基を有してもよいアリール基(ただしR1,R2は両方とも水素である場合は除く)を示し、a,a′は水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲンを示し、またXは酸素、硫黄、または式【化2】(こゝで、R3,R4はそれぞれ水素、炭素数4以下のアルキル基、置換基を有してもよいアリール基を示す)で示される二価の炭化水素基、もしくは式【化3】(こゝで、Bはメチル基を含んでもよい炭素数3〜6のポリメチレン基を示す)で示される二価の単環式飽和炭化水素基を表す。〕で示されるエナミン化合物を含有することからなる電子写真感光体。

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