特許
J-GLOBAL ID:200903076652199129

ロータリー式外燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-146265
公開番号(公開出願番号):特開2009-270559
出願日: 2008年05月07日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】 効率の高い熱再生式外燃式機関として従来から開発されるスターリング機関は作動流体が往復動で高速化が困難である。これを回転式(ロータリー式)機構にして循環動にすると解決が期待できるが、類似のエリクソンサイクルでは等温(低温度)圧縮及び等温膨張(高温度)両行程間の連結が等圧のため、機構がより簡単化でき高速回転が実現できる。このためにまったく新規な機構及びシステムの構築が求められる。【解決手段】 熱再生式エリクソンサイクル方式の熱機関を、主に容積型ロータリー式等温圧縮機構、それを駆動する電動機、加熱用熱交換器(加熱器)、容積型ロータリー式等温膨張機構、それによる動力取り出し機構もしくは発電機、冷却用熱交換器(冷却器)、および制御機構等により構成し、この機構を用いて内封された作動流体を順次等温圧縮、等圧加熱、等温膨張及び等圧冷却して軸出力を得る。圧縮機の駆動には電動機を用い、膨張機の出力は発電機で取り出せるよう適宜電気的制御等を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
略等温圧縮となるようにシリンダー周辺を低温度に保持するようにしたロータリー式圧縮機構と同様略等温膨張となるようにシリンダー周辺を高温度に保持できるようにしたロータリー式膨張機構を機械的もしくは(及び)電気的に組み合わせ、併せてそれぞれの低温度吐出作動流体と高温度吐出作動流体の熱を相互に交換して熱再生する機構、該作動流体を冷却して低温度にし該圧縮機構に供する冷却器および同様に加熱して高温度にし該膨張機構に供する加熱器等を備え、該圧縮機構と該膨張機構間をつなぐ時の作動流体の圧力が高低それぞれに略一定となるようにそれぞれの時間当たりの実効排除容積を設定もしくは調整可能にしてなる容積型熱機関を構成すること。
IPC (7件):
F01C 1/356 ,  F01C 1/344 ,  F01C 13/04 ,  F01C 21/06 ,  F01C 21/08 ,  F04C 18/344 ,  F04C 23/02
FI (7件):
F01C1/356 ,  F01C1/344 E ,  F01C13/04 ,  F01C21/06 ,  F01C21/08 ,  F04C18/344 311 ,  F04C23/02 A
Fターム (16件):
3H029AA05 ,  3H029AB05 ,  3H029AB09 ,  3H029CC07 ,  3H029CC09 ,  3H029CC26 ,  3H040AA07 ,  3H040BB11 ,  3H040CC13 ,  3H040DD32 ,  3H129AA05 ,  3H129AB05 ,  3H129AB09 ,  3H129CC07 ,  3H129CC09 ,  3H129CC26

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