特許
J-GLOBAL ID:200903076655327152

木材等の乾留装置とこれに使用する熱分解炉及び冷却回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤沢 則昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-058900
公開番号(公開出願番号):特開2002-257311
出願日: 2001年03月02日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】装置内部に乾燥、炭化、及び燃焼の工程域を設け、燃焼工程域の熱を利用して、進行するチップ状木片を乾燥及び炭化させて、効果的に乾留でき、発生する木酢等の成分を回収する装置を提供する。【解決手段】乾留装置は熱分解炉A、冷却回収装置B、サイクロンCから成り、熱分解炉Aは、上部から被処理物であるチップ状木材1の取り入れ口であるホッパー2、乾燥工程域3、炭化工程域4、燃焼工程域5に分け、ホッパー2に投入されたチップ状木材1は、上記各工程域3、4、5と進行し、燃焼工程域5から送られる熱風により乾燥工程域3でチップ状木材1を乾燥させ、炭化工程域4で炭化させて煙ガスを発生させ、燃焼工程域5で酸素を必要最小限にして炭化物を燃焼させ、冷却回収装置Bは、熱分解炉Aから送られた煙ガスを冷却して煙ガスの成分を液化し、木酢等の成分を回収した。
請求項(抜粋):
乾留装置は熱分解炉、冷却回収装置、サイクロンから成り、上記熱分解炉は、筒状体を立設してなる本体の内部を上部から、チップ状又は一定形状の木材等の被処理物の取り入れ口、乾燥工程域、炭化工程域、燃焼工程域に分けて設け、上記取り入れ口から投入された被処理物は上記乾燥工程域、炭化工程域、燃焼工程域へと進行し、上記燃焼工程域から送られる熱風により上記乾燥工程域において上記被処理物を乾燥させ、また上記炭化工程域において上記被処理物を炭化させて煙ガスを発生させ、上記燃焼工程域において酸素を必要最小限にして上記炭化物を燃焼させ、上記冷却回収装置は、筒状体を立設してなる本体の内部において、上記熱分解炉から送られた煙ガスを冷却させて当該煙ガスの成分を液化又は吸着し、当該吸着成分から木酢等の成分を回収し、上記サイクロンは、筒状体を立設してなる本体の内部に、上記熱分解炉及び上記冷却回収装置から排出した排気ガスを固形分と遠心分離して排出することを特徴とした、木材等の乾留装置。
IPC (4件):
F23G 5/38 ZAB ,  F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/14 ZAB ,  F23G 5/44 ZAB
FI (4件):
F23G 5/38 ZAB ,  F23G 5/027 ZAB B ,  F23G 5/14 ZAB D ,  F23G 5/44 ZAB Z
Fターム (10件):
3K061MA01 ,  3K061MA05 ,  3K061MA09 ,  3K061MA17 ,  3K065AA01 ,  3K065AA14 ,  3K065AB02 ,  3K065AC17 ,  3K065HA03 ,  3K065HA08

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